みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/04/13
障子を考える。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

栗の上がり框を継ぐ。

2025年03月9日

民家再生。秋保の家より。

約10mちょっとの栗の無垢材で創る上がり框。
自然乾燥で数年寝かせた栗を3本、継いで1本の一直線に通った長さのある上がり框を完成させます。

継ぎ方は以前ブログでもご紹介した柱の根継ぎ(腐れや虫食いの部分を取り除き新しい木材と継ぎ合わせる)と同様に 金輪継手 という木組みでガッチリと継ぎ、桧土台と抱き合わせて創り上げます。

ひとつひとつ手創りで仕上げています。

 

posted by しん at 10:43 PM

鴨居のひと手間。

2025年03月5日

民家再生。秋保の家より。

今日は当時の鴨居の納まりを見ながら勉強。
鴨居の上(下がり壁)は吊束(こちらは横蟻)のほか小舞竹の硬い節の部分を利用して鴨居の小口につくった蟻穴(アリの頭の形)に仕込むことで鴨居と竹小舞い土壁を一体化にし強度をもたせます。

手間を惜しまず、ひと手間かけた手仕事がここにもありました。

posted by しん at 10:25 PM

京からかみ。

2025年03月2日

10年以上前に京からかみを買い付けに当時新築中のお施主様、建具屋さんと一緒に京都を訪れました。

その後、工事依頼を受けるお施主様には京からかみをご紹介しながら今まで数々、施工させていただきました。

唐紙
唐から伝来した細工紙を唐紙と呼んだが、後に襖紙を 「から紙」 呼称するようになった。
原材料の紙は手すきの越前和紙又は黒谷和紙である。版木は、バレンを用いないために彫りが深い。手のひらで摺るので柔らかな味がでる。
京都は、寺院や離宮など古来の木版による「から紙」が必要とされ製紙工程や版木彫工程において伝統的な技術が継承されてきました。
(京都市の伝統作業より。)

posted by しん at 7:57 PM

夕景。

2025年02月26日

今までそれぞれ長い間時間をかけた住まいの工事完了後に内観、外観の各住まいのより良いアングルからの姿を撮影してもらってきました。
夕景の姿はどういう形で写っていたのでしょうか。

一部、ご紹介させていただきます。是非ご覧ください。

posted by しん at 11:21 PM

自然光を存分に。

2025年02月23日

民家再生、秋保の家より。

大工さん工事が進む現場内。室内は柱がすべて見える真壁創りに。

模型の南側は新たな掃き出しの木製サッシと背の高い透明ガラスが立ち並び、自然光が存分に差し込む空間が出来上がる予定です。

posted by しん at 10:43 PM

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