みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/08/17
秋保の家!養生撤去し...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

秋保の家!養生撤去しました!

2025年08月17日

民家再生 秋保の家より。

先日、ついに解体工事より13ヶ月目にしてクリーニング工事のためすべての養生板等を撤去して仕上げのお披露目となりました!

残る工事はクリーニング後の網戸の取付やサッシ調整など。
皆さんのお陰でここまでたどり着くことができました。ありがとうございます!

完成まであと少し。
皆さん、クリーニング前ではございますがどうぞご覧ください!

posted by しん at 10:08 PM

土間三和土を仕上げます。

2025年08月10日

民家再生 秋保の家より。

土間三和土(どまたたき)仕上げ当日。
お施主様、はじめご親戚の方のお力をお借りして千葉左官さん、創大工さんでつくっていきます。

そもそも三和土(たたき)は土・消石灰・天然にがり等の素材を混ぜ合わせて作る土間です。

「土」はその地域によって異なりますが今回は秋保石と一緒に建物内に眠っていたその昔、土間だったであろう砂利交じりの土を使用することとしました。

また「にがり」は何ですか?
と聞かれることが多いのですが「天然にがり」は硬化の手助けをしてくれる素材で海の海水から塩をとるときに海水の水分を釜などで炊き蒸発させ濃度を濃くしていき、塩分を結晶化させて取り出した残りの液体のことで、今では近所でもめっきり少なくなりましたが豆腐作りの際に豆腐を固めるのに使われています。

それでは仕上げ施工開始!
ミキサーを使い三和土に必要な材料をそれぞれ配合して十分にかき混ぜていきます。施工時の湿度などにもよるので配合した材料でだんごを作って水分量を確認します。

かき混ぜた材料を一輪車で運び、トンボなどを使って均等に敷いて均していきます。

そしてタコや木づち、たたき棒をつかって トントントントン、、、たたくたたくたたく、、、ひたすらみんなで叩いていき土間全体を突き固めていきます。
この作業を厚みに合わせ何層かに分けて繰り返します。

みんなのちからを注ぎこんで作った土間三和土。温かみのある表面の柔らかさのある三和土が完成しました。

posted by しん at 10:41 PM

三和土の準備中です。

2025年08月6日

民家再生 秋保の家より。

基礎工事でドマから集めた「土」 。
長期間、雨の日にはシートで覆い。晴れの日にはシートを外して乾かしてきました。

三和土(たたき)の準備中です。

秋保の土は消石灰等を混ぜて配合、左官屋さんのミキサーで撹拌して運搬~締固め。
いよいよ最後の作業にとりかかります!

posted by しん at 11:51 PM

鎧張りと漆喰塗り。

2025年07月30日

民家再生 秋保の家より。

左官屋さんの仕事。
内部の漆喰塗りがおおかた塗り終わり本日は下塗りでじっくり乾燥させておいた外壁鎧張り上部の漆喰塗り中です。

内部の写真も一緒にご覧ください。

 

posted by しん at 11:01 PM

沓脱石を創る。

2025年07月27日

民家再生 秋保の家より。

現場では先週より基礎工事の掘削の際に土中より掘りだされた大きな秋保石を高圧洗浄機できれいに洗い流して、形を整えながら大切に家の一部として生まれかわり 「沓脱石」として土間と板の間の間に使うことにしました。

本来「沓脱石」は縁側や玄関などに置かれ踏み台にするための石のことで履物を脱ぐために置かれていました。
古来より日本人は家の中を神聖な場所として据えているため大地には様々な穢れ(けがれ)があると考えられ、この穢れを家の中に持ち込まないように玄関で履物を脱ぐ考え方が弥生時代にはあったとも書かれています。

現場写真の秋保石はまだ施工途中で一段目の据付が完了したところです。更にもう一段、組んでいく予定です。

●↷ 写真は掘削中に掘りあげられた秋保石。

●↷ 洗浄し整えられた秋保石を「沓脱石」として生まれかわります。一段目の施工中の様子。

posted by しん at 11:20 PM

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