みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/09/17
床下防湿層を創ります...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

床下防湿層を創ります。

2025年09月17日

佐沼の家より。

基礎・地業工事の続く現場。砕石面を保護していましたブルーシートを剥がして床下防湿層に使用するポリエチレンフィルムを敷き込みました。

床下防湿層に使用する材料は特記がなければ、ポリエチレンフィルムとし、厚さ0.15mm以上とします。
防湿層の重ね合せ及び基礎梁際の折り下がりの長さは、250mm程度とする。
(公共建築工事標準仕様書より)

地盤には水分が含まれているので湿気の上昇を防いで床下の乾燥状態を保つためにも適切な施工が必要です。

そのため重ね合わせの寸法を全体で均等にするため、初めに仮敷きをして寸法を決めます。地中梁がある場合は特に注意です。
重ね合わせ部分には気密防水テープにてきっちりとジョイント処理を行ないます。敷き込み完了後は重ね合わせ等を確認して工事写真に納めておきます。

posted by しん at 10:38 PM

基礎砕石、転圧締固め。

2025年09月10日

佐沼の家より。

根切底(深さ・幅等)確認が終わり合格後に砕石を搬入。設計厚さを確保して転圧・締固めの作業を行ないます。

転圧は外周・地中梁・内部耐圧板をランマーにて十分に締固めていきます。ランマーでは表面のばらつきがあるので完了後にプレートコンパクターにて平らに均しながら転圧・締固めしていきます。

次に重要なのが斜め部分です。砕石を盛りプレートコンパクターにてロープで引っ張りながら締固めていきます。
転圧・締固めの作業後に外周・地中梁・内部と砕石厚さ・幅の確認を行ないます。設計厚さ:150mm を確認しました。
確認後は再度、転圧をします。

この日は強い雨が近づいていたので転圧・締固め面の保護にブルーシートにて養生(シートの飛散防止も)しました。これで強い雨が来ても大丈夫。ひと安心です。

posted by しん at 7:50 PM

鎮物を埋納。

2025年09月7日

佐沼の家より。

鎮物(しずめもの)。
地鎮祭を終えると神主さんより授与されることが多く鎮物と書かれた桐箱の中身は人型(鉄人像)、鏡(鉄鏡)、長刀子(鉄長刀子)、小刀(鉄小刀子)、矛(鉄矛)、盾(鉄盾)、玉(鉄玉)の七種類の品物がはいっています。

鎮物は奉献物として土地の神様に落ち着いていただくため工事の安全と建物の完成後にこの地に暮らすご家族様の安穏と幸福を願いながら納めます。

今回はお施主様と一緒に暦を確認。吉日を選んで建物の中心部分にある砕石を掘り、根切底の土の部分よりいくらか掘り下げて埋納しました。
ありがとうございました。

これからも安全に工事が進みますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

posted by しん at 7:00 PM

根切完了~根切底盤確認。

2025年08月31日

佐沼の家より。

先週は基礎工事も順調に進み、重機を使っての根切工事(建物の基礎をつくるために地盤を掘削する作業です)~底盤整地が完了して根切底盤の確認をしました。

基礎の根切り深さ、根切り幅を確認して樹木の根や地中埋設物がある場合は法面等を傷めないように撤去していきます。
確認作業が終わり根切底盤に砕石敷き込み・転圧をする作業に進んでいきます。

posted by しん at 10:41 PM

基礎②丁張~根切開始!

2025年08月24日

佐沼の家より。

先日、基礎工事 丁張り作業。事前に基準点を測量しておいたので丁張はスムーズ。

建物の周囲を囲うように木杭を打ち基礎の天端より200mm上がりが貫板の上端になるように水平墨を測量器レベルにて一本一本、木杭にしるしをつけていきます。

この時の測量用スタッフが垂直になるように取付の水平器を見ながら注意して作業します。

ぐるりと貫板を取り付けると今度は精密機器トランシットにて建物の位置をミリ単位で墨出し、直角方向もこの機器にて正確にだしていきます。

重要な部分になるので数回、確認の確認をしていきます。

この日はお施主様にも立会いをお願いして確認していただき根切り工事に着手しました。

 

 

posted by しん at 10:30 PM

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