無事、耐圧板コンクリート打設。……思うこと。
2023年11月3日
横山の家より。
基礎工事期間中は特に天気図とのにらめっこが続く毎日。
この日は検討して決めた耐圧板コンクリートの打設日。
天気は快晴!
コンクリート打設の圧送屋さん、土工屋さん、左官屋さん、型枠大工さんと基礎に関わる協力業者さんたちみんなで一丸となりコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートの出来上がりは正直にでてきます。そのときに大事に施工すればきれいなコンクリートが硬化後に現れてきます。
私は打設中に「そこタンピング!タンピング!」連呼するときがただあります。
タンピングもその大事な施工ポイントのひとつ。
タンパーでコンクリート表面を繰り返し叩いていくことで、コンクリート内部にある小さな隙間が閉塞し、コンクリートの水密性が高まるため、ひび割れを最小限に抑えるできます。根気強い作業が求められます。
コンクリート打設中は途中、厚みの実測を行ないます。前日に規定の高さを鉄筋に墨出ししておき左官屋さんがそのポイントを基準に金鏝押さえで均していきます。
自分自身の眼で確実に確認していきます。
私は前職でコンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)の公共事業を多く手掛ける建築会社で現場管理者として勤めていた時期があり、現場での納まりがうまくいった経験ももちろんありますが、それ以上に失敗も多く経験してきました。
隠れて見えなくなってしまうところだからこそ、緊張感をもって慎重にそして、大事に作業を進めていくことこそが本当に大切だと常に思います。
posted by しん at 11:17 PM