快晴!立上りコンクリートの日。
2025年11月9日
佐沼の家より。
今回も事前に天気予報を双方、チェック。この日ならばという日を選び、いざ立上りコンクリートの打設当日。
運も良いのか、快晴!お天道様ありがとうございます。
前日までは型枠内の確認・清掃作業もしっかり行ない準備万端!

朝晩と日中の気温差が大きいこの頃。構造体強度補正値をしっかり組みこみで打設に挑みます。
生コン車が現場に到着するとまずは耐圧盤コンクリート打設時と同様にコンクリート受入検査を行ないます。
受入検査ではスランプ試験、空気量試験、塩化物含有量試験、コンクリート温度、供試体採取を行ないます。

適合確認が完了して、いよいよコンクリート打設です!
外周の基礎表面は打ち放しコンクリート仕上げ。基礎型枠を取り外したままの手を加えない自然なコンクリート仕上げになるためとても緊張感が走ります。
そのため重要な作業になるのが「たたき」。打ち放しにはかかせない木槌で型枠をトントン、トントンと叩く作業です。
コンクリートが流し込まれた型枠の中に気泡が入り込み、コンクリートが固まったときにその気泡が原因でぶつぶつと穴が開いているように見えることがあります。
そのような仕上げにならないために木槌で下から上に順々に「気泡よ抜けろ。気泡よ抜ける。」と想いをこめてトントン、トントンと叩いて気泡を抜いていき、しっかりとコンクリートを充填させていきます。やみくもに叩けば良いというものではないので前後作業の流れもとても重要になります。
流し込まれて叩いていると感覚が伝わり、プカリ、プカリとコンクリート内にあった気泡がコンクリートの上端に浮んででてくるのがとても良くわかります。
一生懸命、想いを込めて叩いていきます。

「チーム創」としての職人技を打ち込みました。
無事、打設、基礎レベラー流し込み~打設後の確認作業も完了。
この日の夕方朝晩、気温が下がるため表面の乾燥状態を見ながらやさしくコンクリート養生マットを着せていきます。

みなさんのお陰でまた一歩、進みました。ありがとうございました。しばらく養生期間をおいて圧縮強度試験を行ない強度確認後に型枠解体になります。
引き続き、みなさんよろしくお願いいたします!
posted by しん at 4:06 PM

