みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/09/17
床下防湿層を創ります...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

床下防湿層を創ります。

2025年09月17日

佐沼の家より。

基礎・地業工事の続く現場。砕石面を保護していましたブルーシートを剥がして床下防湿層に使用するポリエチレンフィルムを敷き込みました。

床下防湿層に使用する材料は特記がなければ、ポリエチレンフィルムとし、厚さ0.15mm以上とします。
防湿層の重ね合せ及び基礎梁際の折り下がりの長さは、250mm程度とする。
(公共建築工事標準仕様書より)

地盤には水分が含まれているので湿気の上昇を防いで床下の乾燥状態を保つためにも適切な施工が必要です。

そのため重ね合わせの寸法を全体で均等にするため、初めに仮敷きをして寸法を決めます。地中梁がある場合は特に注意です。
重ね合わせ部分には気密防水テープにてきっちりとジョイント処理を行ないます。敷き込み完了後は重ね合わせ等を確認して工事写真に納めておきます。

posted by しん at 10:38 PM

秋保の家、お引渡し。

2025年09月14日

民家再生 秋保の家。

仙台市太白区秋保の入口。赤石地区。
山々に囲まれた佇まいの民家は築250年〜300年前後になるといわれており江戸中期から続き、生活に合わせて改修工事が幾度も行われてきました。

このほどようやく 13ヶ月間の時間をかけて、完成いたしました。

昨年の暑さ厳しい季節から解体工事が始まり、そして冬を越し今年は昨年より更に暑さが厳しかった夏。そして季節は秋へ。

あの日からお施主様にとっては待ち遠しい時間でもあり、春夏秋冬の季節を過ぎ長い時間だったことと思います。

いつも近くであたたかくお待ちいただいたお施主様、経験を生かした知恵と技でご協力いただいたteam創の皆さま、本当にありがとうございました。
お陰様で幸せにも とても喜んでいただけるお家を完成することができました。

みなさんに感謝申し上げます。

これから先もどうぞお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 

posted by しん at 11:33 PM

基礎砕石、転圧締固め。

2025年09月10日

佐沼の家より。

根切底(深さ・幅等)確認が終わり合格後に砕石を搬入。設計厚さを確保して転圧・締固めの作業を行ないます。

転圧は外周・地中梁・内部耐圧板をランマーにて十分に締固めていきます。ランマーでは表面のばらつきがあるので完了後にプレートコンパクターにて平らに均しながら転圧・締固めしていきます。

次に重要なのが斜め部分です。砕石を盛りプレートコンパクターにてロープで引っ張りながら締固めていきます。
転圧・締固めの作業後に外周・地中梁・内部と砕石厚さ・幅の確認を行ないます。設計厚さ:150mm を確認しました。
確認後は再度、転圧をします。

この日は強い雨が近づいていたので転圧・締固め面の保護にブルーシートにて養生(シートの飛散防止も)しました。これで強い雨が来ても大丈夫。ひと安心です。

posted by しん at 7:50 PM

鎮物を埋納。

2025年09月7日

佐沼の家より。

鎮物(しずめもの)。
地鎮祭を終えると神主さんより授与されることが多く鎮物と書かれた桐箱の中身は人型(鉄人像)、鏡(鉄鏡)、長刀子(鉄長刀子)、小刀(鉄小刀子)、矛(鉄矛)、盾(鉄盾)、玉(鉄玉)の七種類の品物がはいっています。

鎮物は奉献物として土地の神様に落ち着いていただくため工事の安全と建物の完成後にこの地に暮らすご家族様の安穏と幸福を願いながら納めます。

今回はお施主様と一緒に暦を確認。吉日を選んで建物の中心部分にある砕石を掘り、根切底の土の部分よりいくらか掘り下げて埋納しました。
ありがとうございました。

これからも安全に工事が進みますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

posted by しん at 7:00 PM

釜神様、13カ月ぶりに!

2025年09月3日

民家再生 秋保に家より。

先日、その昔に 土でつくる釜神様。
工事期間(13カ月)、破損等がないようにしっかりと養生していたベニヤ板等を外して確認しました!

釜神様!長い間、工事をお守りいただきありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします。

 

posted by しん at 11:57 PM

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