みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/07/24
浴室満水・排水試験を...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

軒裏杉板の修理へ。

2024年06月9日

先週は弊社で新築して今年、11月で丸15年を迎える東松島の家へお伺いしてきました。

この日は軒裏に張った杉板の修繕工事。杉板の一部が反り返っていました。

安全作業で行うため天候を確認して二人一組にてはしご作業を行ないます。決して慣れているからと言って油断すると重大な事故につながりますので慎重に安全確認をしながら準備していきます。

はしご作業は必ず下ではしごを支える人が必要です。注意点は要所でございますがはしごの立てかけ角度は75度です。
75度を超える角度だと背後に倒れやすくなりますし、逆に75度未満の角度だとはしごが滑りやすくとても危険です。

準備が整い安全帯を装着していざ修理へ!地上からでは確認できなかった部分がとても良くわかります。時々、木も生き物ですので反り返ってくるこのケースもございます。
杉板をカンナで削り、元の位置に打ち込んで無事、作業終了です。

posted by しん at 3:50 PM

化粧階段破損!修理しました。

2024年05月5日

お客様よりショックな出来事があったと連絡をもらいました。聞けば不意にも杉:化粧階段の段鼻に物を落とし破損したとのこと。

大丈夫です!階段は杉材。破損した段鼻を修理できるのも無垢材のいいところ。物は壊れるもの仕方のないことです。修理できますのでご安心を。

【before】

 

ということで修理の日。
まずは周囲をしっかりとマスカーを使い養生をして木くずが周りに極力飛んでいかないように養生します。準備ができたらいよいよ修理開始です。

溝切カッターにて所定の寸法に合わせて段鼻をえぐり取ります。次に両角をノミできれいにカットして整えていきます。そこに予め加工しておいた杉材を合わせて嵌め込みます。

しばし万力にて固定して接着の状態を見てからカンナにて表面を仕上げていきます。

どうでしょうか。木目も気にならず見事になじんで完成です!お客さんに大変喜んでいただきました。

【after】

 

 

posted by しん at 9:21 PM

設備器具交換工事です。

2024年04月3日

「スプーン一本からちょっとした棚板づくり」から始まった当社。

今日は当社で17年前に取付をしました浴室暖房・換気・乾燥機の不具合による交換工事です。
長い間毎日、お使いいただいた機器でしたがここまでよくもってくれました。
本当にお疲れさまでした。

before(メーカーさんは17年前のMAX)

久々の浴室の天井裏もカラットしております。写真に写っている白いウール状のものは当時、当社で使っておりましたペットボトルをリサイクルして作られていた自然素材断熱材です。

工事も終盤。真壁の中を通してリモコンコードを入れ替えるのに少々難儀しましたが取付も無事完了しました!
今日から新しい機器をお使いください。機能もさることながら電気代の違いも大きいですね。

after(MAX・プラズマクラスター25000搭載。濃度があれば、効果もあがる!)

posted by しん at 9:56 PM

天然スレート。石盤葺。

2024年03月27日

改修工事の現場より。

今では老朽化して解体することが多くなった厠(かわや)。
厠は母屋の離れに建つ建物で水洗トイレの始まりとも言われ、川の上に家(トイレ)を建てたことから「かわや」と呼ばれた節もあるようです。

今回はこの厠(かわや)屋根の改修工事です。
屋根は天然スレート。工事は当社で施工をお願いしている、信玄石盤工房・石盤葺職人の佐々木さんたちによる修復です。

石盤葺は、粘板岩(ねんばんがん)や頁岩(けつがん)を薄く割り出した「天然スレート」と呼ばれる石材を、屋根や外壁材として建物に葺き回す技術のことです。

代表的な硯の産地である現在の宮城県石巻市雄勝町で石盤が硯と同じ石材からできていることから、はじめに習学芸石盤(学童文具/スクールスレート)が国産化され、次いで建築用スレートが生産されるようになったようです。
石巻市雄勝町の雄勝産(おがつ)や登米市の登米産(とよま)が産地として知られてきました(石盤葺ハンドブックより)

年々、少なくなっている天然スレートを使った石盤葺。
修復して大切に残していければ幸いです。

posted by しん at 10:00 PM

一年目点検に行ってきました。

2024年03月6日

先日、美容室#Luaさんにお引渡し後、一年を過ぎましたので各所の点検に行ってきました。

#Luaさんは第二期工事が終わり引渡ししてから早いもので一年が過ぎました。

点検は項目ごとに一か所ずつ行ないます。

部屋ごとに壁、天井のひび割れや扉の閉まり具合、設備電気機器などを確認して狂いが大きい場所は調整しながら進んでいきます。

使用頻度の多い、木製建具の調整が一年目点検には多いです。引戸ならば縦枠の上下に隙間が出て隙間風になったり、木製玄関ドアは鍵のかかり具合の調整など木の動きも場所によって違いますのでお施主さんが気づかない場所も調整しくい。

posted by しん at 10:29 PM

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