みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/04/17
一点もののキッチン。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

土台敷き~天端検査。

2023年12月16日

横山の家より。

今週は建て方準備のため土台敷きを行ないました。
今回、高床式の床下地仕様は床束を使わずに土台と土台に床梁を渡し床根太を落とし込んでいく工法です。

土台敷きが終わると土台天端検査のため水平レベルにて一か所ずつ細かく測定。基礎天端の精度がここで現れます。

最後に建て方までの数日、敷き込んだ大切な土台を風雨から守るため雨が溜まらないように仮設の棟木~垂木をかけてブルーシートできっちりとラッピングです。
これで安心です。

posted by しん at 6:45 PM

コンクリート打ちっぱなし仕上げ。

2023年11月26日

横山の家より。

遂に来ました高基礎コンクリート打ちっぱなし打設の日。
天気に恵まれこの日は11月とは思えないほどの気温!そして打設日より晴れの日が続いて養生にはもってこいの数日間でした。

高基礎のコンクリート打ちっぱなしは基礎表面を左官屋さんが上塗りせずにコンクリートを固める型枠を外し、固まったコンクリートがそのまま仕上げになるいう型枠を開けるまでヒヤヒヤの緊張感高まる工事。

今回は打ちっぱなし仕上げのためコンクリート打設の際にコンクリートに直接、入れて振動を加えるバイブレーターはご存知の方は多いかと思いますが今回は更に「壁打ちバイブレーター」を投入!
打設現場で表面仕上げには必要なアイテムで型枠の外側より振動を与え型枠と生コンクリートとの間にある気泡を取り除くというもの。

そしてこちらも打ちっぱなし仕上げには重要な作業であります「たたき」。木槌で型枠をトントン、トントンと叩く作業です。
コンクリートが流し込まれた型枠の中に気泡が入り込み、コンクリートが固まったときにその気泡が原因でぶつぶつと穴が開いているように見えることがあります。
そのような仕上げにならないために木槌で下から上に順々に「気泡よ抜けろ。気泡よ抜ける。」と想いをこめてトントン、トントンと叩いて気泡を抜いていき、しっかりとコンクリートを充填させていきます。

流し込まれて叩いていると感覚が伝わり、プカリ、プカリとコンクリート内にあった気泡がコンクリートの上端に浮んででてくるのがとても良くわかります。

今回の横山の家では「たたき」作業を基礎屋さんの他、富永設計さんのみなさんにも一生懸命、想いを込めて叩いてもらいました。(ちなみにわたくし小山も作業へ)

このコンクリート打設にはチームワークが必要でコンクリートを運ぶ生コン車の運転手さん、コンクリートを打設するポンプ圧送屋さん、コンクリートに直接振動バイブレーターをかける基礎屋さん、壁打ちバイブレーターをかける基礎屋さん、コンクリート表面を均す左官屋さん、型枠の通りや膨れ等がないか相番する型枠屋さん、「たたき」作業をする基礎屋さん、設計事務所の監督さんたち、細かな部分を確認しながら全体を見渡す現場監督など、ひとりも欠けることなく「チーム」になって一途に職人の技を打ち込みます。

きっとみんなの気持ちが通じて良いコンクリート打ちっぱなし仕上げになるはずです。
まずは高基礎コンクリート打ちっぱなし打設、ありがとうございました。

引き続き、みんなで頑張っていきましょう!

posted by しん at 10:32 PM

最終検査、手直し完了。

2023年11月11日

岩切の家より。

お引渡し前の岩切の家。
最終の社内検査~手直し工事も完了して、ひとりお引渡し前の住まいで一番上の越屋根のスノコ床空間に座り、工事を思い返してひたっています。

長らく住んだご自宅を解体してからの長期の工事期間。お施主様にとってはとても長い時間だったことと思います。

お施主様、ご協力いただいたteam創の皆さま、本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。

posted by しん at 9:33 PM

無事、耐圧板コンクリート打設。……思うこと。

2023年11月3日

横山の家より。

基礎工事期間中は特に天気図とのにらめっこが続く毎日。
この日は検討して決めた耐圧板コンクリートの打設日。
天気は快晴!

コンクリート打設の圧送屋さん、土工屋さん、左官屋さん、型枠大工さんと基礎に関わる協力業者さんたちみんなで一丸となりコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートの出来上がりは正直にでてきます。そのときに大事に施工すればきれいなコンクリートが硬化後に現れてきます。

私は打設中に「そこタンピング!タンピング!」連呼するときがただあります。

タンピングもその大事な施工ポイントのひとつ。
タンパーでコンクリート表面を繰り返し叩いていくことで、コンクリート内部にある小さな隙間が閉塞し、コンクリートの水密性が高まるため、ひび割れを最小限に抑えるできます。根気強い作業が求められます。

コンクリート打設中は途中、厚みの実測を行ないます。前日に規定の高さを鉄筋に墨出ししておき左官屋さんがそのポイントを基準に金鏝押さえで均していきます。
自分自身の眼で確実に確認していきます。

私は前職でコンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)の公共事業を多く手掛ける建築会社で現場管理者として勤めていた時期があり、現場での納まりがうまくいった経験ももちろんありますが、それ以上に失敗も多く経験してきました。
隠れて見えなくなってしまうところだからこそ、緊張感をもって慎重にそして、大事に作業を進めていくことこそが本当に大切だと常に思います。

posted by しん at 11:17 PM

基礎内・掃除機がけ。

2023年10月27日

横山の家より。
先週から今週にかけて基礎工事の清掃・確認・手直しの一週間。

瑕疵担保責任保険の検査も無事合格して、この日は私の大事な仕事のひとつコンクリート打設前の基礎内を掃除機がけ清掃です。

現場内は草木も多いため、打設作業ぎりぎりまで落ち葉も飛んできます。また鉄筋を結わえる結束線やコンクリート片などなど。
コンクリートに混ぜると不適合なものを相棒の「水もなんなく吸い込むケルヒャー掃除機」できれいに除去していきます。

基礎内の鉄筋の裏側もじっく~りと見ながら東から西へ往復して清掃するため、この時に結束線が切れていたり結び忘れ、防湿シートの破れ、かぶりの確保、スペーサーなどチャック箇所・項目を細かく見つけては手直ししていきます。
もちろん、こうした確認検査作業はお客さんも安心しますが私自身の安心と自信にも繋がっていきます。

後からではどうしようもできない部分、隠れてしまう部分は本当に大切だと常に思います。

posted by しん at 7:09 PM

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