大切な軒の出。
2019年01月26日
”丸柱が語りつぐ家”より。
本日、石巻市は雪。
現場では長くせり出した軒裏の杉板張と空気の通り道を確保しながら造作が完成。
軒の出はとても重要です。
”創”では季節によって日差しをコントロールするため軒を深くしています。
短いと夏の強い日差しが差し込み室温が上がり、長すぎても冬の暖かな日差しが入りにくく自然光がとりにくく室温が上がりにくい。
今回は南側の樹脂サッシを二段につかい分け、石巻市の夏至、冬至の太陽高度を考え屋根勾配と軒の出を決定(その他検討)しました。
太陽の高い夏の強い日差しを遮りつつ、太陽の低い冬に暖かな日差しを部屋の奥まで取り込めるようにしています。
今回も奥の間まであたたかな自然光がそそいでいます。
posted by しん at 9:47 PM