みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/10/19
横山の家、一年点検。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

桧土台、墨付け開始しました。

2024年09月22日

民家再生、秋保の家より。

現在、現場では解体作業も終盤。
石巻の木材加工場では土台の墨付け作業が始まりました。現在、木造建築物において機械加工がとても多いです。

手刻み加工・墨付けは一本一本、大工さんが木のクセを見て番付け各所に配置していきます。
この ”クセを見る” ことは家の丈夫さにも関わるところです。

材料においては外国産の木材や集成材が大部分を占めています。
日本国内にはとても良い木材が地域ごとにあります。

創の土台は宮城県産の桧を標準仕様。宮城県には津山杉や南三陸杉、桧など優良な木材が数多くあるので積極的に使うことで地域にしっかり根づいた気候風土や生活にあった、よりよい家づくりができるのではないかと思います。

posted by しん at 12:00 PM

大切な躯体。

2024年09月18日

秋保の家より。

解体工事と木工事が進む現場。次々と躯体が現れ当時の技術に目を奪われる。
木の使い方や継手、仕口など見事な手のかけようです。

丁寧な土壁の左官技術にも驚くばかりです。
すごいです。

posted by しん at 10:58 PM

石場建ての柱と礎石。

2024年09月8日

秋保の家より。

解体工事の進む中、木工事の準備。刻み、土台の入れ替え、柱の根継ぎのため測量機器を使い柱等、一か所ずつ調査・測量・施工を進めています。

毎日、色々と思うことがただあります。
土の上に石を置きその上に柱を建てる「石場建」。何百年もの間、大きな地震に耐えてきた建物。免震構造として考えるなら同じ原理で石の上を滑りながら地震力を今まで逃がしてきたのでしょう。太古の昔に考えられていた構法とはと、、、、、

古きを残しながら新たな技術を取り入れていこうと日々、模索しながら過ごしています。

posted by しん at 7:00 PM

山のチカラ。

2024年08月28日

民家再生・秋保の家より。

この日はちょっと時間をいただいて裏山の数十分のぼったところにある部落の神様に
あいさつに行ってきました。

山道をのぼること数十分。やはりいつの世も山のエネルギーは凄い!エネルギーをいただきましてリセットできました!

 

posted by しん at 10:24 PM

材質:栗の木。

2024年08月25日

秋保の家・民家再生より。

解体が進み、いよいよ梁たちのお目見え。

工事を進めながら年月を経て黒くなった材料を小口から切断して驚く。
床下の下地に使われていたのは栗材。さすがに何百年も経っているので表面は蟻害で損傷していますが中はしっかりと心材が生きていました!

栗は重硬な木材で心材は非常に耐久性が高いことから水湿に耐えることのできる木材として土台などに使われてきました。

今回は柱も栗のため木が生きており根継ぎがいらない箇所もあって安心しました。

posted by しん at 11:05 PM

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