室内の表面温度を調べてみる。
2025年01月12日
築17年の我が家より。
今日はサーモグラフィカメラを使い住宅にとって年々とても重要な位置付けになっている開口部を我が家を使って調べてみました。その一部をご紹介いたします。
果たしてサッシ~障子の開閉時の表面温度の変化はどうでしょうか。
17年前の我が家には
・アルミ樹脂複合サッシ(外側:アルミ・内側:樹脂)
・ガラス(Low-Eペアガラス)
・内障子
の仕様。
写真上は室内温度:19.7℃ / 室内の湿度:38% ※湿度、低め↷
写真下は 外気温: 2.2℃ / 外部の湿度:83% ※すみません!訂正・SwitchBotにて再測定。
障子開閉時では写真で分かるように右側の開いた部分は表面温度が高いガラス部分で19.2℃、障子は21.9℃とサッシの内側に障子や内窓をつけることにより更に冷気を遮断してくれていることが分かります。
現在は断熱性の向上のため 樹脂サッシ+Low-Eペアガラス/アルゴンガス入り または トリプルガラス を採用することが多くなりました。
次回は 樹脂サッシやトリプルガラス 無垢材の表面温度も調べてみたいと思います。
サーモグラフィカメラは、物体から放射される赤外線の量に基づき、温度を可視化します。
通常の温度計などの、物体に直接触れて温度を測る方法とは仕組みが異なります。
高温の物体から強い放射線が放たれている領域を赤く表示し、低温で放射線が弱い部分を青く表示することで、熱分布の可視化を実現しています。
(FLIR HPより引用)
posted by しん at 11:01 PM