みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/10/09
江戸時代の銭貨、現る...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

手刻み。木と木で組む。

2024年09月29日

民家再生、秋保の家より。

石巻の木材加工場では墨付けと並行して手刻み加工の作業中です。

普段は見えなくなる土台も今回の工事は化粧土台。もちろん柱も真壁になるので化粧柱として構造があらわしになります。

化粧土台の継手は「金輪継ぎ」と言って、かみ合うように加工した両方の材を接合して栓で止めます。接合部に目違いと呼ぶ加工を施すことで、ひとつの栓(カシの木)でもねじれに強い継手になります。

化粧土台の出隅(角)は2つの部材を45度に取り合うように合わせた大留めでは後々、口(角が合わさった部分)が開いてしまう可能性があるので木と木が組み合わさって留め口がしまり開きにくくするように継手を創ります。

今週は手刻み加工した桧材を秋保まで運搬作業です。

posted by しん at 10:04 PM

上部清掃のため移動式足場組み。

2024年09月25日

民家再生、秋保の家より。

長年、梁や桁の上に蓄積された煤やホコリなどを取り除く清掃こすり落としの作業用として移動式内部足場を組んでいきます。
室内はとても広いため足場を移動しながらの作業になります。

梁や桁類のいい感じの色艶を残しつつも大工さんの感覚で行なう手作業はここにもあります。

posted by しん at 10:13 PM

桧土台、墨付け開始しました。

2024年09月22日

民家再生、秋保の家より。

現在、現場では解体作業も終盤。
石巻の木材加工場では土台の墨付け作業が始まりました。現在、木造建築物において機械加工がとても多いです。

手刻み加工・墨付けは一本一本、大工さんが木のクセを見て番付け各所に配置していきます。
この ”クセを見る” ことは家の丈夫さにも関わるところです。

材料においては外国産の木材や集成材が大部分を占めています。
日本国内にはとても良い木材が地域ごとにあります。

創の土台は宮城県産の桧を標準仕様。宮城県には津山杉や南三陸杉、桧など優良な木材が数多くあるので積極的に使うことで地域にしっかり根づいた気候風土や生活にあった、よりよい家づくりができるのではないかと思います。

posted by しん at 12:00 PM

大切な躯体。

2024年09月18日

秋保の家より。

解体工事と木工事が進む現場。次々と躯体が現れ当時の技術に目を奪われる。
木の使い方や継手、仕口など見事な手のかけようです。

丁寧な土壁の左官技術にも驚くばかりです。
すごいです。

posted by しん at 10:58 PM

スズメバチにご注意を!

2024年09月15日

猛暑でスズメバチ活発化!

このところお客様からのハチの巣駆除相談の電話が多くなっています。

異常気象の影響で猛暑が続き記録的な暑さのせいか蜂、特にスズメバチの活動が全国で活発化しているようです。
この日、蜂駆除専門業者さんにお願いして駆除してもらいましたスズメバチの種類はキイロスズメバチ。

軒裏で球状の巣を作りるのが特徴。完成時の巣の直径は40~80cm程度にもなると言われておりスズメバチの中でも最大になるようです。
この日駆除した巣も ”働き蜂が多くいるなぁ” と思っていたら短期間で一気に大きくなったようです。

調べたところ、キイロスズメバチは夏から秋(6月~10月)に攻撃性が高くなり凶暴で人間が巣に近づくと働き蜂は ”巣を守り、新しい女王蜂を育てる使命” において興奮状態となりときには30mほども追いかけてくることもあるようです。

巣が小さいうちにすぐに蜂駆除専門業者さんに連絡して早期駆除することをおすすめいたします。

posted by しん at 7:02 PM

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