窓台とまぐさ。
2024年01月14日
横山の家より。
木をたたく音が響く現場内。大工さんの工事がコツコツと進んでいます!
この日は窓を取り付けるために開口部の上下に横架材(杉の木下地材)を取り付ける作業中です。
↑・窓の上端に取り付ける横架材は「まぐさ」と言って窓上の壁を支えるために取付します。
また、
↓・窓の下端に取り付ける横架材は「窓台」と言っては窓を支えるために取付します。
どちらも大切な作業です。
posted by しん at 9:17 PM
随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。
2024年01月14日
横山の家より。
木をたたく音が響く現場内。大工さんの工事がコツコツと進んでいます!
この日は窓を取り付けるために開口部の上下に横架材(杉の木下地材)を取り付ける作業中です。
↑・窓の上端に取り付ける横架材は「まぐさ」と言って窓上の壁を支えるために取付します。
また、
↓・窓の下端に取り付ける横架材は「窓台」と言っては窓を支えるために取付します。
どちらも大切な作業です。
posted by しん at 9:17 PM
2024年01月10日
空は晴天。晴れ渡る12月建築吉日の日。
「横山の家」の上棟式を執り行いました。
棟木が納められた屋根に祝い柱(幣串)と矢車が立てられ大屋根の東西南北には竹に五色の旗をそえていきます。
この五色旗は、五行説に則り飾られるもので、東に青龍(青)、南に朱雀(朱)、西に白虎(白)、北に玄武(黒)の四神を表す旗を飾り、中央に黄竜のための黄色い旗を飾ります。
四方も中央も万全な守りを置き、建築の安全とお施主さまご家族の安寧と繁栄を祈ります。
上棟式では祭壇に神様を迎え入れるための供物を供え、建物の四隅をお塩、お水、お酒で清め、祝詞を奏上して神前に玉串があげられました。
工事の安全と皆々様のご健康と良い家になりますようにと願い、想いを込めて手を合わせます。
家づくりは一生に一度の大切なとき。式にも手間ひまをかけて仕上げていきます。
上棟式、直会(なおらい)と皆様、ありがとうございました。
明日より少しずつではございますがチーム創みんなでいい家になるよう想いを込め大切にそして慎重に安全に、がんばらせていただきます。
posted by しん at 10:05 PM
2023年12月29日
横山の家より。
津山町は横山地区。「代々守られてきた山の木で家を建てる。」
高基礎が完成し、立派な立ち木の中から選んだ丸太はじっくりと天然乾燥しこの日を待ちわびたかのように杉の木は柱や梁になり大工さんの手で組み建てられていきます。
その中でもあの日、ひときは目を引く丸太。山の奥から何とか運び出された11mの棟木。
上棟の印となる棟木がしっかり組まれ、棟上げが無事、完成!
ご先祖様もさぞお喜びのことと思います。
ありがとうございます。
posted by しん at 9:55 PM
2023年12月16日
横山の家より。
今週は建て方準備のため土台敷きを行ないました。
今回、高床式の床下地仕様は床束を使わずに土台と土台に床梁を渡し床根太を落とし込んでいく工法です。
土台敷きが終わると土台天端検査のため水平レベルにて一か所ずつ細かく測定。基礎天端の精度がここで現れます。
最後に建て方までの数日、敷き込んだ大切な土台を風雨から守るため雨が溜まらないように仮設の棟木~垂木をかけてブルーシートできっちりとラッピングです。
これで安心です。
posted by しん at 6:45 PM
2023年11月26日
横山の家より。
遂に来ました高基礎コンクリート打ちっぱなし打設の日。
天気に恵まれこの日は11月とは思えないほどの気温!そして打設日より晴れの日が続いて養生にはもってこいの数日間でした。
高基礎のコンクリート打ちっぱなしは基礎表面を左官屋さんが上塗りせずにコンクリートを固める型枠を外し、固まったコンクリートがそのまま仕上げになるいう型枠を開けるまでヒヤヒヤの緊張感高まる工事。
今回は打ちっぱなし仕上げのためコンクリート打設の際にコンクリートに直接、入れて振動を加えるバイブレーターはご存知の方は多いかと思いますが今回は更に「壁打ちバイブレーター」を投入!
打設現場で表面仕上げには必要なアイテムで型枠の外側より振動を与え型枠と生コンクリートとの間にある気泡を取り除くというもの。
そしてこちらも打ちっぱなし仕上げには重要な作業であります「たたき」。木槌で型枠をトントン、トントンと叩く作業です。
コンクリートが流し込まれた型枠の中に気泡が入り込み、コンクリートが固まったときにその気泡が原因でぶつぶつと穴が開いているように見えることがあります。
そのような仕上げにならないために木槌で下から上に順々に「気泡よ抜けろ。気泡よ抜ける。」と想いをこめてトントン、トントンと叩いて気泡を抜いていき、しっかりとコンクリートを充填させていきます。
流し込まれて叩いていると感覚が伝わり、プカリ、プカリとコンクリート内にあった気泡がコンクリートの上端に浮んででてくるのがとても良くわかります。
今回の横山の家では「たたき」作業を基礎屋さんの他、富永設計さんのみなさんにも一生懸命、想いを込めて叩いてもらいました。(ちなみにわたくし小山も作業へ)
このコンクリート打設にはチームワークが必要でコンクリートを運ぶ生コン車の運転手さん、コンクリートを打設するポンプ圧送屋さん、コンクリートに直接振動バイブレーターをかける基礎屋さん、壁打ちバイブレーターをかける基礎屋さん、コンクリート表面を均す左官屋さん、型枠の通りや膨れ等がないか相番する型枠屋さん、「たたき」作業をする基礎屋さん、設計事務所の監督さんたち、細かな部分を確認しながら全体を見渡す現場監督など、ひとりも欠けることなく「チーム」になって一途に職人の技を打ち込みます。
きっとみんなの気持ちが通じて良いコンクリート打ちっぱなし仕上げになるはずです。
まずは高基礎コンクリート打ちっぱなし打設、ありがとうございました。
引き続き、みんなで頑張っていきましょう!
posted by しん at 10:32 PM