みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/10/16
煤はらい磨き上げ完了...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

バイオ乾燥で床材仕上げてみました。

2024年02月14日

横山の家より。

創では天然乾燥にて施工しておりましたが以前より私的に興味があり「バイオ乾燥」の講演会や実際使用しているバイオ乾燥機を見学にあしを運んでおりました。

「バイオ乾燥機」は設定温度が地球の環境平均温度であります35℃のため、木材が持つ強度を保ち細胞を破壊させないで乾燥することができます。
表面の色合いも変わることなく、とてもきれいな仕上げになっています。

今回、ご縁があり板類、軒天等の羽目板(杉材)、床:仕上げ材(杉板15mm)、そして床:捨て張り用(杉板30mm)を「バイオ乾燥機」にて乾燥させて仕上げてみました!

色艶も変わることなく更に、杉板30mmで含水率12%前後!素晴らしい!

あとは室温、外気温、乾燥等で起きる無垢材、特有の乾燥収縮がどの程度、おきるか日々、観察中です!

●↓写真は杉板30mm本実の床捨て張り用です。

posted by しん at 8:44 PM

軒天・市松張り。

2024年02月11日

横山の家より。

現場は大工さん外部・軒天の杉板張りの工事に着手しました。
杉板は前もって加工場にて表面をカンナ仕上げして → 次に大きな水槽に板を丸ごと板を漬け込み、ウッドロングエコにてドブ付け塗装したものを乾燥させて張って行きます。

今回は化粧垂木を見せずに軒天・杉板のみで仕上げます。
横山の家は切り妻屋根。東西南北の角は隣り合う板を90度回転させて、市松張りで施工していきます。

板と板が90度回転して交わる部分は現場にて、エンドマッチ加工(板と板とを連結させるために接合部に凹凸を加える加工のことです。)をして外れにくくします。
張り方は同一張りやトメ張りなどございますが、市松張りもまたキレイな仕上げになります。

切断部分も忘れずに塗装して施工します。

全体の仕上がりが楽しみです。

 

posted by しん at 5:41 PM

外部、透湿防水シート等完了。

2024年02月7日

横山の家より。

中間検査、第三者機関の防水検査も無事合格をいただきましたので雪解け水が足場に落ち、そこからのはねっかえりが心配なのでブルーシート養生を早々にはがして、いつもお願いしています外壁屋さんの伊藤さんに透湿・防水シート(創ではデュポン製タイベック)をシワの無いように丁寧に丁寧に施工してもらいます。

いつもながらキレイにピッチと張られたシートをみると 、とてもうれしくなります。ほんとありがたいです。
シワの無いように張るのはとても難しいです。(まれに私も張ってていつも思います。)

創ではこの透湿・防水シート、1mおきの上下重ね合わせ部分に基本タッカー(ホチキスのもっと強力なもの)を打ち、その上に防水テープで張っていきます。
サッシ廻りも雨水が侵入しないように強力な幅広の両面防水テープでしっかりとシートを圧着させます。他の部分は極力少ないタッカー打ちにして施工します。

これで雪、雨が降っても安心です。
あとは外部廻りの木製サッシの製作にとりかかります。

posted by しん at 10:30 PM

耐力面材、施工中です!

2024年01月24日

横山の家より。

今回の現場では外壁仕上げに創得意の杉板押縁張りです。
外壁に無垢板を使用する場合は防火をどうとるかと考えるものです。

防火構造認定が必要なためいつもは「耐力面材モイス」を使用してましたが今回は内装材+充填断熱材+「EXハイパー」でいきます!

ではいよいよ耐力面材の施工ですが釘は専用釘で間隔も外周部75mmピッチ!と他社の耐力面材と比べて同壁倍率でみても細やか!

まずは樹種によって釘のめり込みがかわりますので釘打ち機のエアー圧を調整です。
釘はちょっと浮かして釘打ち機で打ち込み、最後に一本ずつゲンノウで釘頭が面材と面一になるように叩いて仕上げます。

手間はかかりますがめり込みすぎないように注意しながらの施工です。

いつもありがとうございます。

posted by しん at 10:02 PM

屋根・天窓・煙突の雨仕舞。

2024年01月17日

横山の家より。

当然のことですが雨仕舞は重要なこと。
弊社もまもなく20年。木の家を創るにあたり創っていく住まいが大体10年を過ぎてからどう変化していくか。いつも考えています。

そうなんです。もちろん個々に差はございますが10年を過ぎた頃に色々と不具合が増えてくるものです。

屋根のアスファルトルーフィングの重要性。天窓や煙突のまわりの防水下地には特に注意し幅広のブチル系防水テープを使って立上りから平場に一体に貼付けコーナーもしっかりとブチルテープを貼り、万が一の雨の侵入を阻止していきます。

 

posted by しん at 10:18 PM

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