みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/08/27
化粧FIXを雨から守...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

沓脱石を創る。

2025年07月27日

民家再生 秋保の家より。

現場では先週より基礎工事の掘削の際に土中より掘りだされた大きな秋保石を高圧洗浄機できれいに洗い流して、形を整えながら大切に家の一部として生まれかわり 「沓脱石」として土間と板の間の間に使うことにしました。

本来「沓脱石」は縁側や玄関などに置かれ踏み台にするための石のことで履物を脱ぐために置かれていました。
古来より日本人は家の中を神聖な場所として据えているため大地には様々な穢れ(けがれ)があると考えられ、この穢れを家の中に持ち込まないように玄関で履物を脱ぐ考え方が弥生時代にはあったとも書かれています。

現場写真の秋保石はまだ施工途中で一段目の据付が完了したところです。更にもう一段、組んでいく予定です。

●↷ 写真は掘削中に掘りあげられた秋保石。

●↷ 洗浄し整えられた秋保石を「沓脱石」として生まれかわります。一段目の施工中の様子。

posted by しん at 11:20 PM

漆喰塗り、始めました。

2025年07月20日

民家再生 秋保の家より。

内部の材料等を搬出して清掃された現場内。
大工さんの工事が完了するといよいよ仕上げの左官屋さんへバトンタッチ!

新しく建て直した化粧柱はあるものの既存柱はオール真壁 尚且つ、くねっと曲がりのあるクセのある栗の柱でして鏝でならすチリ際はいつもより神経を使いながらの作業です。

黒ずんだ栗の柱は漆喰塗りの壁に引き立てられより一層、生き生きとしてきました。

最終仕上げ完了までもう少し。
チーム創の皆さん、技術のチカラを合わせてよろしくお願いします!

posted by しん at 12:05 PM

太柱、根継ぎ。金輪継ぎ。

2025年07月13日

民家再生、秋保の家より。

既存の太柱である栗八寸の根継ぎ、開始です。こちらの柱は変則の根曲がりに加えて更に丸面の柱で同じ面はなしと中々の代物。

数百年のときを重ね腐食や蟻害に耐えてきた骨組みですが、いくら栗材といえど痛みは長い年月で進んでいました。

墨付けをして腐食箇所を切断して新しい栗材を 金輪継ぎ にて手刻み加工していきます。
太柱のため縦挽き加工は窓鋸(まどのこぎり)を使って加工していきます。

約300年のときを耐えた 秋保の家。これから先も元気で入れるように手を加えていきます。

posted by しん at 11:15 PM

大阪格子。

2025年07月9日

民家再生 秋保の家より。

大きな土間に並ぶ建具が決定。「大阪格子」です。

大阪格子は特徴ある機能があります。二重構造になった建具で、夏には裏の小さな障子を外し通気性の良い格子戸とし冬には気密性の良い戸として使用できます。

格子と格子の間の狭い竪格子や障子からは、適度に人の気配も感じることができる優れものの建具といえます。

大阪格子は、外部からは薄暗い内部が見えにくく、逆に内部からは格子と格子の間から外を見ることができることで、商家などでよく使われたそうです。

遠い昔より伝わる、こうした優れた木製建具を現代に残していきたいと思います。

 

posted by しん at 11:33 PM

井戸と手押しポンプ。

2025年07月2日

秋保の家のより。

古い昔から気が付くとそこにあった秋保石で囲まれた井戸。
この日も外気温は30℃以上。レーザー温度計で井戸水面を計測してみると何と12.7℃!

水道水の場合は気温が高いと水温も上がり、気温が低いと水温も下がります。
それに対し地下深くを流れている井戸水は外の気温の影響をほとんど受けないため、常に13℃~16℃と一定の温度を保っているようです。

この改築工事を機会にみんなで使えるようにしたい。
お施主様のご希望を叶えるべく 古くは大正時代から使われるようになった 手押しポンプ の設置工事を作業中です!

 

posted by しん at 10:46 PM

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