みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/12/07
檜土台敷き込みです。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

漆喰塗り、始めました。

2025年07月20日

民家再生 秋保の家より。

内部の材料等を搬出して清掃された現場内。
大工さんの工事が完了するといよいよ仕上げの左官屋さんへバトンタッチ!

新しく建て直した化粧柱はあるものの既存柱はオール真壁 尚且つ、くねっと曲がりのあるクセのある栗の柱でして鏝でならすチリ際はいつもより神経を使いながらの作業です。

黒ずんだ栗の柱は漆喰塗りの壁に引き立てられより一層、生き生きとしてきました。

最終仕上げ完了までもう少し。
チーム創の皆さん、技術のチカラを合わせてよろしくお願いします!

posted by しん at 12:05 PM

障子と襖の修理。

2025年07月16日

今日は弊社から車で5分ほどの距離。
10年前に新築しましたお客様の障子と襖の修理に協和木工所の上杉さんとお伺いしてきました!

まずは障子の修理。自然光の差し込む、東側の腰窓です。数mm程度とはいえない障子のくるいを鉋(かんな)で削りながら建付けを合わせていきます。竹の敷居すべりも一緒に修理しました!

次に二階の襖。こちらも東側のお部屋とあって自然光で思いのほか色やけはやっぱりありますね。見本帳で選ぶものの……….悩みます。
ひとまず建具修理は完了! 襖紙の入荷を待ってまたお邪魔させていただきます。

 

 

 

posted by しん at 10:53 PM

太柱、根継ぎ。金輪継ぎ。

2025年07月13日

民家再生、秋保の家より。

既存の太柱である栗八寸の根継ぎ、開始です。こちらの柱は変則の根曲がりに加えて更に丸面の柱で同じ面はなしと中々の代物。

数百年のときを重ね腐食や蟻害に耐えてきた骨組みですが、いくら栗材といえど痛みは長い年月で進んでいました。

墨付けをして腐食箇所を切断して新しい栗材を 金輪継ぎ にて手刻み加工していきます。
太柱のため縦挽き加工は窓鋸(まどのこぎり)を使って加工していきます。

約300年のときを耐えた 秋保の家。これから先も元気で入れるように手を加えていきます。

posted by しん at 11:15 PM

大阪格子。

2025年07月9日

民家再生 秋保の家より。

大きな土間に並ぶ建具が決定。「大阪格子」です。

大阪格子は特徴ある機能があります。二重構造になった建具で、夏には裏の小さな障子を外し通気性の良い格子戸とし冬には気密性の良い戸として使用できます。

格子と格子の間の狭い竪格子や障子からは、適度に人の気配も感じることができる優れものの建具といえます。

大阪格子は、外部からは薄暗い内部が見えにくく、逆に内部からは格子と格子の間から外を見ることができることで、商家などでよく使われたそうです。

遠い昔より伝わる、こうした優れた木製建具を現代に残していきたいと思います。

 

posted by しん at 11:33 PM

小上がり和室 検討中。

2025年07月6日

今まで「小上がり和室」は様々な形を創ってきました。

近頃は和室が減り、いぐさの香りのする畳の空間が少なくなりました。

「小上がり和室」は小さな和室空間ではございますが今まで寝室の一角にあったり、リビングやキッチンと組み合わせてスキップフロア(小上がり)にすることで空間を広く立体的に見せることができます。
段差を生かした 引き出し式収納 はとても重宝されます。

また、ちょっと腰掛けるには丁度いい段差です。
畳の空間のため寝転んでも良し畳ベットのように布団を敷いて直に寝るのも魅力のひとつです。

「小上がり和室」プラン検討中です!

●写真:森が二生を得る家 より。

posted by しん at 8:51 PM

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