みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/11/20
壁、天井を塗装仕上げ...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

コンクリート打ちっぱなし仕上げ。

2023年11月26日

横山の家より。

遂に来ました高基礎コンクリート打ちっぱなし打設の日。
天気に恵まれこの日は11月とは思えないほどの気温!そして打設日より晴れの日が続いて養生にはもってこいの数日間でした。

高基礎のコンクリート打ちっぱなしは基礎表面を左官屋さんが上塗りせずにコンクリートを固める型枠を外し、固まったコンクリートがそのまま仕上げになるいう型枠を開けるまでヒヤヒヤの緊張感高まる工事。

今回は打ちっぱなし仕上げのためコンクリート打設の際にコンクリートに直接、入れて振動を加えるバイブレーターはご存知の方は多いかと思いますが今回は更に「壁打ちバイブレーター」を投入!
打設現場で表面仕上げには必要なアイテムで型枠の外側より振動を与え型枠と生コンクリートとの間にある気泡を取り除くというもの。

そしてこちらも打ちっぱなし仕上げには重要な作業であります「たたき」。木槌で型枠をトントン、トントンと叩く作業です。
コンクリートが流し込まれた型枠の中に気泡が入り込み、コンクリートが固まったときにその気泡が原因でぶつぶつと穴が開いているように見えることがあります。
そのような仕上げにならないために木槌で下から上に順々に「気泡よ抜けろ。気泡よ抜ける。」と想いをこめてトントン、トントンと叩いて気泡を抜いていき、しっかりとコンクリートを充填させていきます。

流し込まれて叩いていると感覚が伝わり、プカリ、プカリとコンクリート内にあった気泡がコンクリートの上端に浮んででてくるのがとても良くわかります。

今回の横山の家では「たたき」作業を基礎屋さんの他、富永設計さんのみなさんにも一生懸命、想いを込めて叩いてもらいました。(ちなみにわたくし小山も作業へ)

このコンクリート打設にはチームワークが必要でコンクリートを運ぶ生コン車の運転手さん、コンクリートを打設するポンプ圧送屋さん、コンクリートに直接振動バイブレーターをかける基礎屋さん、壁打ちバイブレーターをかける基礎屋さん、コンクリート表面を均す左官屋さん、型枠の通りや膨れ等がないか相番する型枠屋さん、「たたき」作業をする基礎屋さん、設計事務所の監督さんたち、細かな部分を確認しながら全体を見渡す現場監督など、ひとりも欠けることなく「チーム」になって一途に職人の技を打ち込みます。

きっとみんなの気持ちが通じて良いコンクリート打ちっぱなし仕上げになるはずです。
まずは高基礎コンクリート打ちっぱなし打設、ありがとうございました。

引き続き、みんなで頑張っていきましょう!

posted by しん at 10:32 PM

我が家の薪ストーブ始動!

2023年11月18日

今年春先に大幅な修理・メンテナンス作業を完了して、すっかり元気になった まもなく丸15年目になる我が家の薪ストーブ。

今は惜しまれつつも製造中止になってしまった「F3」は今年も元気に住まい手の暖かな空間を創るため始動しました!

posted by しん at 10:22 PM

最終検査、手直し完了。

2023年11月11日

岩切の家より。

お引渡し前の岩切の家。
最終の社内検査~手直し工事も完了して、ひとりお引渡し前の住まいで一番上の越屋根のスノコ床空間に座り、工事を思い返してひたっています。

長らく住んだご自宅を解体してからの長期の工事期間。お施主様にとってはとても長い時間だったことと思います。

お施主様、ご協力いただいたteam創の皆さま、本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。

posted by しん at 9:33 PM

無事、耐圧板コンクリート打設。……思うこと。

2023年11月3日

横山の家より。

基礎工事期間中は特に天気図とのにらめっこが続く毎日。
この日は検討して決めた耐圧板コンクリートの打設日。
天気は快晴!

コンクリート打設の圧送屋さん、土工屋さん、左官屋さん、型枠大工さんと基礎に関わる協力業者さんたちみんなで一丸となりコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートの出来上がりは正直にでてきます。そのときに大事に施工すればきれいなコンクリートが硬化後に現れてきます。

私は打設中に「そこタンピング!タンピング!」連呼するときがただあります。

タンピングもその大事な施工ポイントのひとつ。
タンパーでコンクリート表面を繰り返し叩いていくことで、コンクリート内部にある小さな隙間が閉塞し、コンクリートの水密性が高まるため、ひび割れを最小限に抑えるできます。根気強い作業が求められます。

コンクリート打設中は途中、厚みの実測を行ないます。前日に規定の高さを鉄筋に墨出ししておき左官屋さんがそのポイントを基準に金鏝押さえで均していきます。
自分自身の眼で確実に確認していきます。

私は前職でコンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)の公共事業を多く手掛ける建築会社で現場管理者として勤めていた時期があり、現場での納まりがうまくいった経験ももちろんありますが、それ以上に失敗も多く経験してきました。
隠れて見えなくなってしまうところだからこそ、緊張感をもって慎重にそして、大事に作業を進めていくことこそが本当に大切だと常に思います。

posted by しん at 11:17 PM

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