土台検査~養生完了。
2022年07月3日
美里の家より。
昨日は社内土台検査を完了して建て方前の準備がほぼ整いました。
大きなL字型土間の化粧土台もキッチリと隙間なく手刻みの継手でキレイに納められました。
(以前お伝えしました手刻み時のあの継手です。)
明日は玄関の化粧丸柱を稲井石の袴石と組み合わせての建て込みです。
あとはいよいよ建て方作業。今から楽しみでいっぱいです!
posted by しん at 11:02 PM
随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。
2022年07月3日
美里の家より。
昨日は社内土台検査を完了して建て方前の準備がほぼ整いました。
大きなL字型土間の化粧土台もキッチリと隙間なく手刻みの継手でキレイに納められました。
(以前お伝えしました手刻み時のあの継手です。)
明日は玄関の化粧丸柱を稲井石の袴石と組み合わせての建て込みです。
あとはいよいよ建て方作業。今から楽しみでいっぱいです!
posted by しん at 11:02 PM
2022年06月25日
稲井石を知っていますか。かつては仙台石と呼ばれ江戸期から明治、大正にかけて江戸、東京に多く運ばれました。隅田川に近い清澄庭園には稲井石の石橋が残るほか、千葉県内には稲井石の石碑が多く現存するそうで、舟運で運ばれたことを想起させます。
この地元産の銘石を住まいに活かしたいと考え、外部の柱を据える袴石に使っています。繊細な石質ながら黒く重厚感のある見た目は、無垢材とマッチし一層の落ち着きを与えます。叶うなら一枚ものの石板を玄関アプローチや庭などにふんだんに使いたいものですが、大きな石板は希少性が高く高価なため手が出しづらい。しかしながらわずかでも住まいづくりに用い、この地域らしさを大切にしたいと思っています。
posted by Fuji at 10:11 AM
2022年06月18日
美里の家より。
手刻み加工場では及川棟梁の手刻み加工も終盤。
大黒柱となる檜丸柱の表面を最終仕上げで磨き上げ、ツルッと仕上げた、その表面は肌触りがとても良いです‼
丸柱と化粧梁が接合する仕口の加工もきれいに完了しました。
楽しみがまた一段とふくらんできました!
(基礎工事…コンクリート打設。晴れ間を毎日、願っております。)
posted by しん at 8:10 PM
2022年06月14日
美里の家より。
基礎社内配筋検査も完了し、この日は基礎内清掃の日。
黙々と基礎の中に飛んできた落ち葉、コンガラなどの不純物を掃除機で念入りに吸い取っていきます。
この作業を私がすることで細かな手直し事項を見つけることができるからです。
基礎もキレイになり気持ちよく打設を迎えることができます。
posted by しん at 9:42 PM
2022年06月10日
むかしは当たり前だったのに、今では珍しくなったので「そこまでやるか!?」と言われるのが当社の上棟式です。餅まき・投げ銭はもちろん、代表自らが祝詞を上げるなど、とことん古式に則った式次第で工事の安全とご家族の繁栄を祈ります。
棟上げした屋根には神々に祈る飾りを施しますが、様式は地域によってさまざま。石巻地方では六角形の大きな矢車を立て、中心と四方を青・赤・黄・白・黒の五色の旗で彩ることが多いようです。五色の意味は古代中国で発生した五行説に基づくもので、それぞれ青(木)・赤(火)・黄(土)・白(金)・黒(水)と結びつき、天地万物を成す5つの要素を象徴するそうです。また同時に方位の守神と関係し以下のようにつながります。
「青」は木を表し東を守る。
「赤」は火で南。「黄」は土で中心。「白」金で西。「黒」は水で北。
家づくりはかくも神聖ですが、効率性が第一の現代では疎かにされがちです。それでもこうした儀式にこだわりたいのは、上棟が大工にとって晴れ舞台ともいえる節目であること。そして施主様にとっては一生に一度の大仕事だと考えるからです。
上棟の祭壇
屋根には矢車と呼ぶ六角の飾りが置かれる
posted by Fuji at 3:10 PM