漆の旅、その二。
2017年08月4日
”森が二生を得る家”より。
福島県は喜多方市の塗師 村上さんからの連絡がきました。
先月、お願いしてきた製作キッチン天板とダイニングテーブル天板の『拭き漆』仕上げがいよいよ
出来上がったとの連絡でした。
どんな仕上がりになったのか楽しみにトラックを走らせること、数時間。山裾の喜多方市山都町に到着。
村上さんの工房に入り仕上がりを見た瞬間!『おーっ!きれいだぁ~』とそればかりで…….
無垢のニレ、石巻産の栗の木目に漆が入り込みきれいに目が浮かび上がって存在感を発しているではありませんか。
それも今回使用した漆は現在では輸入品の漆が多い中、今回の漆は福島県会津産です。
村上さんが6月から10月に山に入り、『漆掻き』をしたものです。
『漆掻き』については次回、お話しするとしてどうぞ仕上がりをご覧下さい!
posted by しん at 11:04 PM