炉壁はコブ出し。
2015年11月29日
”ひかりを紡ぎ進む家” より
この日は現場で石屋さんが薪ストーブの炉壁、炉台の作業。仕上げは漆喰やモルタル塗りなどの左官仕上げもしてきましたが今回は凝灰岩を使った石貼り仕上げ。
石は秋保石と大谷石で悩んでおりましたが、今回は大谷石を使い加工にはいりました。
手作業の石の加工に時間をかけた仕上げ。平板の一段おきに入れたボーダー部分は具合を見ながら一本ずつ石をたたき出した、コブ出し仕上げです。
施工上、非常に大変なのだが、石と石の間隔をあけ目地を入れ、逃げ道をとるのが一般的ですが今回は目地なしでの仕上げ。石の加工精度、施工精度が重要になります。
正面をよく見ると二枚の石のつなぎ目が少しずつ、交互にずらして表現しているのがわかります。
思わず作業に見入る自分。ん〜、素晴らしい!感動です。
posted by しん at 10:42 PM