栗の柱を取替えています。
2025年02月16日
民家再生 秋保の家より。
土間空間。今まで建物を支えてきた柱たち。
既存調査をして痛みのはげしい栗の柱をジャッキアップして浮かし、仮り柱を建てます。
次に先日ご紹介した石巻の稲井石を事前に柱の下に据えておきます。モルタルの硬化養生を待って新しい五寸(150mm角)栗柱の上ホゾを梁に差し込み少しずつ横スライドさせながら柱脚の稲井石に下ホゾを合わせてジャッキを下ろしていき既存の胴差を横からドッキングします。
柱頭、胴差、柱脚の交差部が隙間なく据えると取替え完了です!
この作業工程で取替え作業を進めていきます。
posted by しん at 11:17 PM