みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/12/04
月見台のある家。
Instagram

家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

石場建ての柱と礎石。

2024年09月8日

秋保の家より。

解体工事の進む中、木工事の準備。刻み、土台の入れ替え、柱の根継ぎのため測量機器を使い柱等、一か所ずつ調査・測量・施工を進めています。

毎日、色々と思うことがただあります。
土の上に石を置きその上に柱を建てる「石場建」。何百年もの間、大きな地震に耐えてきた建物。免震構造として考えるなら同じ原理で石の上を滑りながら地震力を今まで逃がしてきたのでしょう。太古の昔に考えられていた構法とはと、、、、、

古きを残しながら新たな技術を取り入れていこうと日々、模索しながら過ごしています。

posted by しん at 7:00 PM

我が家の江戸風鈴。

2024年09月4日

今年の夏は昨年よりも更に暑かったですねぇ、とは言え、まだまだ続く暑さ。

我が家では夏になると必ず毎年同じ席の風の抜ける窓に吊るして楽しむ ”風鈴”
この音色を聞くと「夏がきたなぁ」と思い暑さの中で涼味を感じます。

暦は9月。そろそろ夜になると我が家の江戸風鈴の音色にまじって秋の虫たちが泣き始めました。
季節の移り変わり。大切に箱にしまう時期です。

また来年。今年もありがとう。

posted by しん at 9:27 PM

石巻市の住宅改修工事。

2024年09月1日

この日は石巻市で行われている特定の住宅改修工事(バリアフリー工事)でトイレ等に手摺を取り付けしてきました!

補助を受けての介護保険の住宅改修工事で一番多いのはこちらの手摺取付工事。

玄関の外にはアルミ製や鉄製の手摺を取り付け。内部は階段には取り付けてしてありますが建築当時は玄関ホールやトイレ、洗面所等には取り付けていないケースが多いです。
確実に木下地を探して長めのビスでキッチリと木製手摺を取り付けしていきます。(丸・楕円・四角・半丸・八角など形状は今まで様々、創ってきました!)

この表面には見えない壁の中の木下地。後々のことも考えて木下地をしっかりと取り付けておくことの重要性に気づきます。

posted by しん at 9:26 PM

山のチカラ。

2024年08月28日

民家再生・秋保の家より。

この日はちょっと時間をいただいて裏山の数十分のぼったところにある部落の神様に
あいさつに行ってきました。

山道をのぼること数十分。やはりいつの世も山のエネルギーは凄い!エネルギーをいただきましてリセットできました!

 

posted by しん at 10:24 PM

材質:栗の木。

2024年08月25日

秋保の家・民家再生より。

解体が進み、いよいよ梁たちのお目見え。

工事を進めながら年月を経て黒くなった材料を小口から切断して驚く。
床下の下地に使われていたのは栗材。さすがに何百年も経っているので表面は蟻害で損傷していますが中はしっかりと心材が生きていました!

栗は重硬な木材で心材は非常に耐久性が高いことから水湿に耐えることのできる木材として土台などに使われてきました。

今回は柱も栗のため木が生きており根継ぎがいらない箇所もあって安心しました。

posted by しん at 11:05 PM

投稿カレンダー

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近の投稿