美里の家。地盤調査の日。
2021年02月12日
「美里の家」より。
先日、雪がふぶく中、張り巡らせた地縄。
今日はうってかわって快晴!
地盤調査の開始です。
posted by しん at 11:24 PM
随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。
2021年02月12日
「美里の家」より。
先日、雪がふぶく中、張り巡らせた地縄。
今日はうってかわって快晴!
地盤調査の開始です。
posted by しん at 11:24 PM
2021年02月8日
新しくはじまる「美里の家」より。
空模様があやしい。
石巻から曇り~徐々に美里町は雪模様。
雪でも元気に作業開始。
今日は大きな敷地に方位を確認しながらの方角基準の地縄作業。
事前に確認していた境界杭を雪から見つけ出して、無事地縄完了!(今日は緑の地縄に)
愛用の方位磁針が雪で埋もれそうです。
posted by しん at 11:57 PM
2021年02月3日
「5層2.5階建ての家」より。
突然ですが皆さん、想像してみてください。
こちらの ”5層2.5階建ての家” の階段は中3階から木製ベランダへ降りる階段も含めると、内部に5箇所、外部ベランダに1箇所の計6箇所も製作階段のある家です。
一般には1階から2階に上がる階段からすると、数多くの階段があって、「この上には何があるんだろう?」という興味をそそりませんか?
…….そこは階段の先にある楽しみ。
製作する階段は、桁部分に欅の材料をつかいます。
欅は広葉樹で固く、仮組みもとても重いので製作は大変そうです。
下記の写真の階段により近い形で 「力桁」で支える階段です。
(※写真は「ひかりを紡ぎ進む家」より。)
この日は1階、廻り階段の踏板を剥ぎ合わせの加工中でした。
廻り階段は3枚の踏板を雇いさねを剥ぎ合わせの部分に両方の板のそばに溝をつくり雇いを取付、剥ぎ合わせていきます。
写真にはございませんが更に欅の堅木をつかい強度をもたせ、ひと手間、更に手を加えてつくっていきます。
posted by しん at 10:45 PM
2021年01月28日
「輪と和をつなぐ家」より。
天気も良く、大工さん、ヒノキの木製デッキの加工が終わり、現場にて製作始まりました。
posted by しん at 11:58 PM
2021年01月23日
唐紙はいわば襖紙のことで、京唐紙と江戸唐紙がありますが、歴史、伝統、技術の集積から京唐紙の存在感が際立ちます。この京唐紙を取り入れた最初の家は「木組みの空に雲を見つける家」で、新居に似合う襖紙をオーダーするため、施主様と建具屋さんと3人、京都まで行ってきました。
さて、唐紙の意匠性、デザインのいまどき感は写真をご覧いただくとして、その最大の魅力は、経年変化から時のうつろいを楽しむということのような気がします。
『からかみ』を象徴する材料に雲母(きら)がありますが、これを絵具に文様を刷ると、それは光量や光の角度で輝きを変えます。紙と刷色を淡い同色にした場合、日中の正面からの光では文様はあまり目立ちませんが、月明かりなどでは雲母の文様が浮き上がり輝くのです。つまり、雲母刷りの『からかみ』は時間により違った美しさを見せます。
また純銀箔押による場合、銀は硫化反応で鈍い光を帯びるので、長い年月での変化が楽しめます。「いぶし銀」とは、渋みや趣深さをいう言葉ですが、純銀箔押の唐紙にはまさにそうした魅力があります。
住宅建築では新築時の美しさをいかに長く保つかが重要なテーマになっていて、使われる素材の性能は日進月歩です。その一方で、唐紙や無垢材は環境や使い込まれることで見た目や質感が変化し、一定性や永続性はありません。確かに新しいものは美しく見えます。しかし長く使い込めば見た目は変化し、劣化は避けられません。ならば、経年変化をじっくり楽しむ家があってもいいように思います。「時の移ろいを楽しみながら、手を加え育てていく」。私たちはそうした価値を大切にしたいと考えています。
posted by Fuji at 9:14 PM