「5層2.5階建ての家」木材加工場見学。
2020年07月29日
梅雨の日がつづくこの季節。晴れ間をぬって「5層2.5階建ての家」のお施主様に手刻み加工場にきていただき伝統構法木組みの継手・仕口の加工材を見学していただきながら家づくりの話をさせていただきました。
今回、担当する大工さんは「自分たちの風景のある家」や先日完成した「自分たちで創る古今の家」を手掛けた”及川棟梁”です。
この手刻み加工見学は継手、仕口の組み方や木材の話もさることながら木と向かい合い、”どこにこの材を” ”どう組ませるか” などなど大工さん達が様々な納まりを考える姿を見ていただきたいと思いはじめた理由のひとつなのです。
及川棟梁からの説明は加工にあたり木々の特性や、柱の上下の見分け方など無垢の木や木組みにこだわる理由がはっきりと伝わってきます。
写真は弊社、(上)得意の大きな長物の太鼓梁、(下)木製ベランダの檜の梁。車知栓継ぎ
……建て方までもう少し。またひとつ愉しみな家づくりが始まっています。ご見学いただきまして、ありがとうございました!
posted by しん at 11:48 PM