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家づくりの現場から

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【コラム】差尺をめぐって

2020年03月13日

家具選びで特に気合が入るのがダイニングのテーブルと椅子ではないでしょうか。
ほぼ毎日使用し、家族みんなが同時に使い、体を預けるものだからぜひ慎重に選びたいものです。

セットを選ぶ場合、座って違和感がなければ問題ありませんが、テーブルと椅子を別々に揃える場合は高さが合っているかをチェックしなければなりません。
このテーブルの高さと椅子の座の高さの差を「差尺」と言いますが、その差はテーブルであろうと座卓であろうとほぼ一定で、270mm前後が快適に食事できる差尺と言われます。300mm以上になると背伸びして食事しなければならず、250mm以下になると窮屈になる。もちろん体格によっても異なりますが、快適な食卓の差尺は270mmくらいと覚えておけば間違いないでしょう。
写真のテーブルは創オリジナルのダイニングテーブルです。脚は鉄で造り、天板はタモの集成材にしましたが、天板は他の材料を使うこともできます。また、石巻出身の家具作家がつくる『木のしごと樹々』のテーブル、椅子のオーダーもお受けしています。テーブルと椅子の高さも指定できるので使いやすさは折り紙付きです。

posted by Fuji at 2:16 PM

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