みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/04/21
古民家再生。秋保へ。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

輻射冷暖房エコウィンハイブリッド。

2019年06月29日

”丸柱が語りつぐ家”より。

仕上工事。
今回のメイン冷暖房となる『エコウィン ハイブリッド』の登場です。

本日より武山設備さんに本体パネルの取付をお願いし作業にとりかかりました。

概略を少し、ご説明いたします。
エコウィン・ハイブリッドは輻射式(放射式)冷暖房システムです。
直径6cmのアルミニウム製のパネルに、温水冷水ではなく、通常使われるルームエアコンの冷媒管をバイパスさせて、温度を変化させます。
このアルミニウム製パネルが高温/低温の遠赤外線によって冷暖房します。

エアコンの室内機の内部にあるアルミフィンを取り出し大きくしたものでしょうか。
パネル表面の放射による輻射方式でよく創で使う薪ストーブのポカポカ感といった感じです。

ぜひ7月下旬に予定しております完成見学会にて体感してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください↓

https://www.ecofactory.jp/lp/

posted by しん at 10:51 PM

豆砂利洗い出し仕上げ。

2019年06月27日

”丸柱が語りつぐ家”より。

連日、仕上げ工事が進む現場内外。

千葉左官さんも壁の漆喰塗が終わり、最終は玄関/ポーチの土間仕上げ。

創の玄関内/ポーチの床仕上げは豆砂利洗い出し仕上げまたはスサ入り色モルタル仕上げが標準仕様。
今回は明るめの表情豊かな小石、金華2分を使った豆砂利洗い出し仕上げ。

創の豆砂利はモルタルに色石(今回、金華)、分量を調整した松煙墨(松を焼いたときに出る煙から煤をとり顔料にしたもの)を加えて墨色を出しています。

素材が揃うとミキサーで練り混ぜ、土間へ流し込み。
豆砂利を隙間が出ないように鏝でしっかり伏せ込みセメントの乾き具合を見ながら水を掛けスポンジで洗うようにして石の頭を出していきます。

千葉左官さんは自分たちが納得いく見え方になるまで何度も何度も洗っていきます。

まさに職人技!100%左官屋さんの手作業で完成です。
(……撮影後も更にスポンジで洗い続ける千葉左官さん。納得いく仕事まで….)

posted by しん at 10:49 PM

長い軒と濡れ縁。

2019年06月25日

“丸柱が語りつぐ家”より。

だんらんの間より南側の掃き出し窓を開けて一歩、外へ出ると東西にそれはそれは延びた、きれいな桧材をつかった木製濡れ縁が完成!

長~い濡れ縁は10m以上。ヒノキの香りも良く、節もまた美しい。
900㎜も奥行があるのに少々の雨では当たらない。
それもそのはず長くせり出した軒の出はスッポリとかぶさるように濡れ縁に傘をかけてくれているからです。

濡れ縁は、外でありながら家のなかのように過ごせる中間領域。
ちょっと腰かけてお茶したり、本を読んだり、ゴロリと横になってみたり………。

使い方は様々。ホッとできる領域になることは間違いないですね。

posted by しん at 9:40 PM

【コラム】家が鳴る

2019年06月22日

無垢材で建てた家で起きる現象に「家鳴り」があります。

完成後1年、2年目の乾燥する冬場に、梁などが割れ、パキッ パキパキッ。。。パンッ!という音がするのです。

「木が動く」と呼ぶこうした現象はなぜ起きるのか。それは木が乾燥していく過程で表面と内部の水分量に差が生じるからで、さらにいうと、木の乾燥、収縮とは、木材の組織が結合し強度を増す過程だそうです。置かれた環境(湿度や温度)にマッチするよう木は自ら調整し、構造の安定と強度を高めるのです。

 

ところで、仕口や継手による木組みの構法では、木材が動くことによって構造材をがっちり強固に組む効果もあり、木は動きながら強くなっていきます。

初めてだと怖ささえ感じる「家鳴り」には、強くなって家を支えていこうという木々の決意が込められているのかもしれません。

 

posted by Fuji at 10:10 AM

外構工事の準備。

2019年06月18日

”丸柱が語りつぐ家”より。

内部では左官屋さんの漆喰塗が進む中、今週から始まる外構工事の準備のため長い間、つかってきた木材類を整理して使わない木材の搬出作業です。

~山の景色がとてもきれいな木材倉庫のある三輪田へトラックに積み込み出発です。

 

posted by しん at 10:35 PM

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