外壁杉板の自然乾燥。
2017年04月22日
”森が二生を得る家”より
この日は、昨年丸太を挽いて赤身部分だけを自然乾燥させていた外壁に使用する杉板(もちろん宮城県産材)の乾燥状態を確認にお施主様と一緒に木材置場に行って来ました。
杉板は押縁とともに乾燥収縮をするのをみこして数ミリ大きくして粗挽きし、一枚づつちょっと離して等間隔に並べ桟木を挟めてまた並べて行きます。それを繰り返し一棟で数百枚使用するんです。
置場は直射日光をさえぎり、風が東西南北から入り込んでくれる、とても自然乾燥に適した場所です。
手間暇をおしまず、じっくりとおいた自然から生まれた杉板はようやく加工場にて大工さんによる加工です。
宮城の木を使った、”外壁杉板張り”をお楽しみに!
posted by しん at 11:54 PM