市松模様の建具を創る。
2025年01月29日
木目の方向を組み合わせて模様をつくる寄木細工。
今回、協和木工所さんが製作してくれた木製建具は正方形にかたどった柾目の板を交互に組み合わせた 市松模様 の建具です。今回は材種違いで二種類を製作。
その一 は針葉樹の杉/柾目市松建具です。
こちらは丸太の芯に近い真ん中の赤っぽい部分の赤太と外側の白っぽい部分の白太を組み合わせた建具です。
下の写真は前回、初めて製作してもらった杉の吊り片引戸です。引手にケヤキの埋れ木(うもれぎ)を使っているのも特徴のひとつです。
その二 は広葉樹のタモ/柾目市松建具です。
タモはオイルを塗ることで表情がかわり深みを感じる風合いに仕上がります。
(写真はまだ無塗装の状態です。)
すべて好みにあわせて幅や高さを自由に変えることができます。これも製作建具だからこそできる一品ものの納まりです。
posted by しん at 10:17 PM