礎石の上。光付け。
2024年11月24日
民家再生。秋保の家より。
創でも玄関ドア前の化粧柱を丸い形をした石の上に面の凹凸クセをとり建てるときがあります。
秋保の家は江戸時代の建築。
コンクリートの平らな面とは違い合わせる面は礎石の上のため凹凸があります。
この凸凹の面に木材をピタリと取り付ける加工技術を 光付け と呼びます。
作業は初めに石の上のどの場所に柱や床束が乗るか墨線をひきますがこの時、つけたと思われる墨が今も消えずに残っていました!
よ~くみると 「へ通り」。ここは私の描いた図面も 「へ通り」 でした。光付けも見事!礎石に木材が馴染んで地震や風で簡単にはずれない様になっていました。
posted by しん at 10:13 PM