みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2025/12/03
湊町の家。コンクリー...
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

床の木下地組みは桧。

2025年04月20日

民家再生 秋保の家より。

只今、内部大工さんの作業は無垢床板を張るため木下地組みを進めています。

作業手順は
大引取付(桧材を使用) → 鋼製束を仮付け、接着・ビス留め → 根太組み(桧材を使用) → 鋼製束を高さ調整して本締め → 床の断熱材敷き込み → 最後に桧を使った加工板・相尺り板を捨て張りして床仕上げ張り前の下地は完成!

秋保の家の床面積は 幅:10間(18,182mm)、奥行き:5.8間(10,545mm) で 約58坪の半分(29坪)は木下地の捨て張りの上に赤松の無垢床板を仕上げ張りしていきます。ちなみに残りの床面積(29坪)は土間になります。

仕上げ張り編は次の機会にご報告したいと思います。

posted by しん at 10:13 PM

古建具を選ぶ。

2025年04月16日

民家再生 秋保の家より。

内部解体工事の始まる前に既存の建具を取外して建具屋さんに引っ越し。

建具屋さんでは壊れた部分を修理して戸車を取替え、磨き上げてもらいました!
その古建具を現場でズラリと並べて一枚一枚、寸法や状態を確認しながら取付する場所を決めていきます。

建具に貼ってある当時の懐かしいステッカーもありお施主さんに当時を振り返りお話を聞きながら立ち会っていただきました。

posted by しん at 11:06 PM

障子を考える。

2025年04月13日

今まで様々な 障子 を建具屋さんに製作していただきました。

障子の良いところは夏場の強い日差しや西日の光をほどよく受け入れ、その光は均等に拡散してやわらかな自然光が部屋中に差し込みます。
また障子は縦枠にピタリと納まるので隙間ができないため空気層をつくり断熱性を高めることもできます。

障子は張り替えの手間はかかりますが楽しみと考えれば長く使うことができる建具です。

こちらの写真は10年ほど前から製作している建築家 吉村順三氏がデザインした 吉村障子。
框と組子の寸法を18mmの同寸法につくることで2枚、3枚と複数枚、並べてもつなぎ目が分かりずらく1枚の大きな障子に見えてスッキリとした印象になります。

時間とともにそれぞれの色をだしていく 障子。皆さん、いかがでしょうか。

posted by しん at 10:15 PM

外壁杉板張りと鎧張り。

2025年04月9日

民家再生 秋保の家より。

現場では大工さんたちの外壁仕上げ工事が進んでいます。今回は弊社定番の宮城県産杉板の赤身、挽き粗きを使った縦押縁張りです。

そこに今回は桧板を使った鎧張りと上部に左官屋さんに仕上げてもらう外壁漆喰塗りをおり交ぜて造作中です!

杉の赤身、桧共に湿気や耐久性に優れているので外壁には最適です。
更に杉板は軽量で建物に負荷がかかりにくいところも良いところのひとつです。

posted by しん at 10:11 PM

風窓。

2025年04月6日

民家再生 秋保の家より。

風窓は床下に風を通して湿気がこもらないようにするための開口部です。
大工さんの創る風窓の裏側にはステンレス製の防虫網を取付して害虫や小動物が入らないように工夫しています。

民家の建つ地域や大工さんたちにより風窓のデザインは様々です。

今回の風窓は以前のデザインにひと手間加えた装飾風窓を創り納めてみました。

 

posted by しん at 8:17 PM

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