みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/11/24
礎石の上。光付け。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

木製デッキの製作。

2021年01月28日

「輪と和をつなぐ家」より。

天気も良く、大工さん、ヒノキの木製デッキの加工が終わり、現場にて製作始まりました。

 

posted by しん at 11:58 PM

【コラム】唐紙のこと

2021年01月23日

唐紙はいわば襖紙のことで、京唐紙と江戸唐紙がありますが、歴史、伝統、技術の集積から京唐紙の存在感が際立ちます。この京唐紙を取り入れた最初の家は「木組みの空に雲を見つける家」で、新居に似合う襖紙をオーダーするため、施主様と建具屋さんと3人、京都まで行ってきました。

さて、唐紙の意匠性、デザインのいまどき感は写真をご覧いただくとして、その最大の魅力は、経年変化から時のうつろいを楽しむということのような気がします。

『からかみ』を象徴する材料に雲母(きら)がありますが、これを絵具に文様を刷ると、それは光量や光の角度で輝きを変えます。紙と刷色を淡い同色にした場合、日中の正面からの光では文様はあまり目立ちませんが、月明かりなどでは雲母の文様が浮き上がり輝くのです。つまり、雲母刷りの『からかみ』は時間により違った美しさを見せます。

また純銀箔押による場合、銀は硫化反応で鈍い光を帯びるので、長い年月での変化が楽しめます。「いぶし銀」とは、渋みや趣深さをいう言葉ですが、純銀箔押の唐紙にはまさにそうした魅力があります。

住宅建築では新築時の美しさをいかに長く保つかが重要なテーマになっていて、使われる素材の性能は日進月歩です。その一方で、唐紙や無垢材は環境や使い込まれることで見た目や質感が変化し、一定性や永続性はありません。確かに新しいものは美しく見えます。しかし長く使い込めば見た目は変化し、劣化は避けられません。ならば、経年変化をじっくり楽しむ家があってもいいように思います。「時の移ろいを楽しみながら、手を加え育てていく」。私たちはそうした価値を大切にしたいと考えています。

 

posted by Fuji at 9:14 PM

左官、漆喰塗りで仕上げる。

2021年01月21日

「輪と和をつなぐ家」より。

仕上げ作業が進む室内。
室内を急激に温めない様、程よくあたたかくして、左官屋さんの漆喰塗り作業が進んでいます。
この日は室内空気循環のための開口部、ダキ廻りの納まり。
陰影が出来て良いのですが左官屋さんは手間のかかる納まりに毎度、ご苦労かけています。

外壁はほぼ全面、杉板張りですが一部、外壁漆喰仕上げがございます。
昨年、気温の高いときに木摺り板~軽量モルタル塗り作業を終え、ただいま乾燥中です。
気温の低い状態での作業は非常に怖いので気温上昇を待っての仕上げになりますね。

posted by しん at 11:47 PM

外部足場、解体しました!

2021年01月15日

「5層2.5階建ての家」より。

年末の寒波で塗装工事が思うように進まず、年明け無事に外部足場を撤去して外観がこちらもオープンになりました!

中2階から中3階とあちこちに造作階段のある室内。
外観南側は長くせり出した軒と大きな木製バルコニー。
西側の斜めの壁はウィンドーキャッチです。
凹凸をところごころに見せた外観に仕上がりました。

外壁仕様
杉板縦羽目 目地押さえ
アクリルリシン吹付

 

posted by しん at 11:28 PM

2021年 スタートしました!

2021年01月6日

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年 「Team創」、今年も、清々しい暮らしづくりをお手伝いします。
今年も愉しんでモノ創りをしていきましょう!

ということで年末に行ないました工事の現場報告です。
『輪と和をつなぐ家』、外部足場をすべて撤去して外観オープンしました!

ちなみに南側の大きな創オリジナルで今までも何度か、お目見えしております製作中の全開木製サッシ部分は仮設の格子戸です。

(遠目で間違える方がおりますが、仕上げの建具ではございません。念のため。)


仕様
外壁、杉板縦羽目 目地押さえ 一部、漆喰塗り

posted by しん at 11:55 PM

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