地業補強を行う。
2014年06月7日
ついに梅雨に突入。毎日、天気図とにらめっこが続く日々。
”風流感じる木組みの家”では基礎工事の真っ最中です。
今回は地質調査の結果より建物の配置上で局所的に軟らかな地盤があることが分かったためベースバックと呼ばれる地業補強の施工に着手しました。
機能としては噛み砕いて説明しますと通常、山に積んだ砕石に荷重を加えると平たく詰まって荷重版からはみ出してしまいます。
そのため砕石を2m四方の丈夫な袋に包み込むことで、荷重を加えたときに平たくなった砕石は袋の張力がはたらき拘束され砕石(土粒子)自身の強度も向上します。
通常の基礎砕石150mmの下に200mm(2m×2m)の地業補強を数か所に分け適材適所に施工しました。
砕石準備完了。次にベースパックを広げます。
厚さ200mmの砕石をランマ―転圧し、袋詰め密封完了。更にこの上に150mmの砕石を敷込、ランマ―という機械で荷重をかけます。(転圧を入念に行います。)
posted by しん at 8:50 AM