らせん階段、検討中。
2025年03月30日
今日は新規物件の階段検討。
前回のらせん階段の資料を掘り起こしながら当時の作成図をもう一度見直していました。
せっかくですので、当時のらせん階段ができるまでの工程を追いながら見てみたいと思います。
当時は鉄骨屋さんの加工場で詳細納まりを確認しながら基礎工事のアンカーセットや階高さ等も含めて製作にあたりました。
製作完了したらせん階段の現場搬入は構造体・建て方の際にらせん階段用基礎のアンカーボルトに目掛け吊りこみ設置をしました。
微調整は測量機器トランシットで垂直水平方向を確認しながら仮筋違いで固定します。
設置後、まずは直ぐにらせん階段をぐるりと廻って2階の床にストレスなく上がれるか。図面上の計算、製作後の実測検査もしているのですがそれでもやっぱり心配。
当時も真っ先にかけのぼり確認したものです。
らせん階段の本締め固定が終わると周囲の仕上げ工事が進み、大工さんの踏板の加工・取付、塵ホコリのたたない状態になると塗装屋さんの下地処理から仕上げ塗装作業。お施主さんの希望で廻り手摺のトップは海の色をイメージして仕上げました。
次の階段はどう仕上げていこうか。時間がもう少しでいいので欲しい日々が続いております。
posted by しん at 8:20 PM