みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/11/24
礎石の上。光付け。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

【コラム】和室の工夫

2020年05月10日

近ごろ、和室はないがしろにされています。でもせっかく作るなら、「あれば使うかも」とか「雰囲気がいいから」といった消極的な理由ではなく、しっかり落ち着ける空間にしてはどうでしょう。まず配置はなるべく家の奥にした方がいいです。「奥に通す」と言いますが、その方が落ち着きは増します。また入り口も襖が全開になるようなオープンタイプではなく、半間幅くらいがいいでしょう。茶室のにじり口の考え方です。あとはカーテンはやめて障子にすること。目的に合わせ月見障子か雪見障子を選ぶのも大切です。

さらに格調高くと考えるなら床の間を誂えてはどうでしょう。飾り方の基本は壁中央に掛け軸を飾り、床は左に花立、真ん中に香炉、右に燭台を置きます。このルールは和室の原型である書院造が鎌倉時代の僧侶の書斎兼居間だったことに由来するんだそうです。
また和室には方向があることも覚えておきましょう。床の間に対し畳の短辺が当たるように敷くのはNG。「床挿し」といって切腹を連想させるので忌み嫌われます。やはり和室をつくるなら様式をしっかり知っておきたいですね。

 

posted by Fuji at 10:18 AM

かじかの家 定期点検へ。

2020年05月6日

先日、久しぶりに東和町”かじかの家” coffeei iPPOさんへ。
設計の富永さん、千葉左官さんとともにメンテナンスへ行ってきました。

 

いつ来てもとてもいい場所。
季節もよくこの日の空も快晴。草木の香りと色合いにほんと癒されます。

 

メンテナンスは漆喰の状況確認。暖められた室内の乾燥とともに無垢の木も動き、漆喰壁と木の隙間などを生じます。
数年して無垢の木も環境になれ落ち着き、動きも少なくなってきた時点でメンテナンスを行ないます。

 

posted by しん at 10:02 PM

「自分たちで創る古今の家」完成しました!

2020年05月2日

長期工事期間を経て『自分たちで創る古今の家』がお陰様で完成いたしました。

外観の印象は漆喰塗り押さえで、隅柱や軒裏の木部との調和をはかり木組みの存在感を存分にあらわしています。
内観は子供たちが大いに遊べる空間を創りながらも、大人もつい開けてみたくなる無垢の扉もそこにはあります。
”チーム創”のみんなで創りあげた、オーダーメイドの木組みの家です。

今回もまた「清々しい家にしよう」という理念は変えることなく、新しい取り組みにより「伝統と革新」を追求しました。
これからも ”木組み”+”自然素材”+”快適な空間” を創るため日々、精進して参ります。

長い間ご協力いただきました、お施主様、チーム創のみなさん、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

posted by しん at 10:22 PM

大街道の家、地鎮祭。

2020年04月25日

大街道の家より。

昨日、お天気にも恵まれ、とても良き日にめでたく地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭では土地の神様に土地を使わせていただく許しを得て、工事の無事を祈りました。

入念に設計のお打ち合わせをかさねてできた今回のプラン。
また新しい角度から楽しい仕事をさせていただくことに感謝いたします。

みんなのチカラをかりてチーム創一丸となって、愉しんでモノ創りさせていただきます。

お施主様、チーム創のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

posted by しん at 10:46 PM

もうすぐ完成。

2020年04月22日

”自分たちで創る古今の家”より。

本日、養生板をはがして清掃しました。いよいよ明日はクリーニング。
通電、通水も検査完了です!

養生板はがした状況ですが、一部公開したいと思います。
どうぞご覧ください。

 

posted by しん at 11:38 PM

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