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家づくりの現場から

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外壁杉板。水槽浸け。

2024年03月3日

横山の家より。

外壁の仕上げは数々ございますが今回の仕上げは弊社得意のひとつ「杉板押縁張り」。
杉板、杉押縁は一棟あたり何百枚と粗挽き加工して風がまんべんなく通るように桟を入れ重ねて自然乾燥させて時がくるのを待ちます。
(ここでは一枚一枚の乾燥がとても重要です)

杉板は無塗装または塗装かをお施主様とお打ち合わせして施工開始します。
横山の家は塗装に決まりました!

塗装は環境に安全な植物、ハーブ、鉱物等がベースの表面処理用の「水性木材保護塗料ウッドロングエコ」を使います。
この製品は着色塗料ではないので色は樹種や樹齢、心材、辺材、産地や使用部材によっても変わります。

いよいよ塗装です。木材加工場に備え付けの長物の材料も入る深さのあるFRPで仕上げた弊社オリジナル水槽を使い「水槽浸け」していきます。

水槽浸けとはいうもののなるべく浸透させるため裏表ぐるりとまんべんなく浸け込み、更に刷毛で塗っていきます。
弊社の杉板は挽粗きのため特に材料にしみ込んでいきます。材料の長持ちするポイントでもあります。

塗装後に特に見えてくる杉板表面のしろっぽい横ラインは乾燥の際の桟の跡です。

杉赤太は特に水槽浸け後にグレー色に変化していきます。

posted by しん at 7:08 PM

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