古材を見に牡鹿へ。しかし…..
2016年11月23日
ある日、チーム創・日野さんより連絡をもらい向かうは石巻から車を走らせること一時間とちょっと、到着したのは牡鹿半島 新山浜。
そこで築149年余経つ蔵へ古材を見に行ってきました。
蔵を長い間、支えつづけた牛梁も見事ながら入口の敷石として、どっしりと構える石巻の名石である稲井石がこれまた凄く石好きのわたしをくぎつけにした!
この稲井石、長いものでは三メートルはあろうか厚さは十八センチくらいか………表面の仕上げは当時、すべて手加工で仕上げたであろうビシャン(特殊なハンマーで叩いて表面を凹凸に仕上げたもの)仕上げ。機械仕上げとは違い、ビシャンの不均一差がとても良かった。
長年の使ってこられた形跡は石表面の面ごとの丸くとられた角が物語っておりました。
周りはすっかり暗くなり帰り道は案の定、鹿の群れに遭遇することとなりました。
……良い石との出会いでした。
posted by しん at 11:55 PM