みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2022/01/27
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こだわり特集 そこまでやるか!?

「設備と仕様」

全引込式木製サッシ製作記録【計画編】

2021年12月4日

住宅のアイキャッチポイントといえば玄関、そしてリビングなどメインルームあたりの外観でしょうか。そのため作り手としても気合が入りますが、無垢材でまとめられた住まいの見映えする場所に、樹脂やアルミサッシというのはどこか寂しさを感じていました。気密性には間違いない選択ですが、もうちょっとカッコ良くしたい。ということで、オリジナルで木製サッシをつくることにしました。

課題は木組みの家の顔にふさわしい落ち着き、雰囲気があること。そしてメーカー製の樹脂サッシに及ばないまでも遜色ない気密性を確保すること。要件は2点ですが、家の顔にふさわしい楽しさのため木製サッシを壁内にすべて引き込めるようにしました。するとメインルームの開口部が全開になり圧倒的な開放感が生まれます。考えただけでワクワクです。

とは言うもののつくってみると予想以上に大変な作業でした。普通は納入されたサッシを建付けるだけですが、木製の大きなサッシを壁内に引き込めるようにするにはたくさんの職人の知恵と労力が必要でした。これぞ「そこまでやるか!?」の典型です。

このものづくりを支えたのは、建具屋さん、サッシ屋さん、板金屋さん、そして大工です。みんなの気持ちが一つになることで、木組みの家に映える顔ができました。渾身のオリジナル建具の製作記録を工程ごとに詳しく紹介します。

上下写真2点は違う住まいを同じアングルで撮影したもの。設計意匠の違いで室内の印象は異なりますが、全開サッシでは同様の開放感があります。

posted by Fuji at 9:31 AM