床下に潜り込み完了検査
2021年10月20日
決して見栄えの良いものではありませんが、なくてはならない自作機を紹介します。板材に滑車をつけたこの台車は、建物完了後に床下を検査するためのものです。これに腹這いになり、床根太下50センチに満たない空間を隈なく這いずり回り検査します。
設備の設置・稼働状況、床束の緩み、セルロースファイバー断熱材の欠損の有無ほか、ゴミ、木屑はないかなどを細かくチェックします。狭い空間なので一人で、ほぼ一日かけて行います。怖いのは酸欠になりそうなことですが、これは床下が密閉されていることの証でもあります。ただ気温変化がないので、意外に真夏でも涼しく真冬も暖かいことでしょうか。日常では見えない床下なのでチェックは念入りに。快適な住まいのために大切な作業です。
床下内部の様子。手前が自作の検査用台車
床下検査の様子
posted by Fuji at 9:17 AM