丸柱が語りつぐ家

丸柱が語りつぐ家

私たちが
つくる家

震災前まで石巻市北部の海沿いの集落で暮らしたご家族の住まいです。代々暮らしてきた旧家は津波で失われましたが、そのゆとりと愛着をなんとか新しい家に再現したいというのがご家族の願いでした。とりわけシンボルだった丸柱に強い思い入れがあり、新宅の大黒柱として再現しました。鴨居や敷居を円柱に合わせ加工する必要があり技術的には苦労しましたが、旧宅と同じくご家族の新しい拠り所になると思います。

2階は古民家に多く見られるような小屋裏収納を設けたほか間仕切りを細かくし、ご家族のプライバシーを確保しました。階段途中から続く中2階・2.5畳の空間はご主人がパソコンなどを楽しむ空間として。2階書斎には大容量の本棚を造り付け、奥さまの要望を叶えました。