自分たちの風景のある家

自分たちの風景のある家

私たちが
つくる家

石巻漁港に近く、津波被害が大きかった場所に建て替えられた家です。設計時点でかさ上げ工事により南側の幹線道路が高くなるのがわかっていたので、そうした環境の変化をどう読むかが重要でした。何しろ自宅が道路から見下ろされるようになるので、視線を遮りながら見下ろされる不快感を無くさなくてはなりませんし、明るい日差しを確保することも求められました。施主様と検討を重ねた末考えたのが中庭を設けることでした。これなら通りからの視線を感じず自分たちだけの風景を楽しめます。

中庭のデッキは室内と床面レベルを揃えたのでバリアフリーで使えます。中庭の真ん中に植えたシンボルツリー時は、暮らしにうるおいをもたらします。家の目の前を大型車が行き交うような環境ながら喧騒を感じさせず、家族だけが楽しめる空があるのはじつに贅沢といえます。

(石巻市・緑町/竣工:平成28年4月)