素で自然とつながる家

素で自然とつながる家

私たちが
つくる家

私たちがつくる家は、どちらかというと和風建築と考えられがちです。コンセプトで紹介するようにそれにこだわっているわけではないのですが、伝統構法を採り入れることからそうされます。そうした中でこの家は、多くの意味で新しい取り組みと言える建物です。まず、和風建築では欠かせない軒を無くしたこと。木目が際立つよう外壁を白くしたこと。そんな造形のシンプルさに沿うよう、小屋裏や梁組が見えないように天井を低く抑えながらフラットにし、オリジナルの木製サッシの高さも天井高と揃えました。これにより空間の広がりを強調しています。また無垢材で造作することが多い収納扉にシナ合板を採用したことでよりシンプルさが際立ちました。床材もクリーンな印象のため、節なしのスギ材にしています。和風か洋風かという意味づけにとらわれることなく、素地のいい家を追求したことで多くの人の目に留まる家になりました。

(石巻市・水明北/竣工:平成26年10月)