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家づくりの現場から

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【コラム】漆喰壁の反射効果

2020年02月2日

漆喰は調湿性にすぐれ空気の殺菌効果もあります。無垢材との相性も抜群で、例えば同じ白壁にしてもクロスには到底及ばない落ち着いた雰囲気を演出します。その独特さはなぜ生まれるのか、それは光の反射と拡散のせいではないかと考え調べてみました。

わかったことは漆喰の反射率は高く、数字では75~85%。それに対し壁紙は淡い色のもので40~70%。ちなみに白タイルで70~80%なので、漆喰の反射率の高さがわかります。それなのに漆喰壁の部屋では、同じ光量でもやわらかくやさしく感じるのはなぜか。それは主成分であるカルシウムが光を拡散させやすいからなのだそうです。つまり漆喰は反射率が高いが、拡散効率にもすぐれるので、光が部屋全体に行き渡るというわけです。それはすなわち、より少ない照明で部屋が明るくできるということで、省エネにも有効です。

 

 

posted by Fuji at 11:00 AM

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