みやぎ木造住宅コンクール5年連続受賞

2024/04/21
古民家再生。秋保へ。
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家づくりの現場から

随時更新!刻々と変化する現場の状況を、
思いの丈込めてお伝えします。

桧の枝と外壁杉板張り。

2020年12月5日

「5層2.5階建ての家」より。

気が付くと早や12月……….

こちらの現場も自然乾燥させていた外壁の杉板が現場に搬入。板張り作業が始まりました。

乾燥している丸太を使い製材して、赤太の部分を使いますがこれが中々、大変な作業。

丸太は白い部分を”白太”と呼び、赤い部分を”赤太”と呼びます。

白太は樹皮に近い部分で養分を貯蔵・分配をしたりしているところです。水分や養分が多いので虫食いの多い場所でもあります。
逆に赤太は白太に比べると耐朽性が高いとされ、構造材に赤太が使われるのが多いです。

白太は柔らかく、赤太は堅いです。

下の写真は押縁を取り付ける前の状況です。

現場では簗田大工さん、ときにノミの刃もかけると言われる固いヒノキの枝を抜け節(死節)にねじ込み、節を蘇らせます。
これなら太陽の日差しを浴びて、乾燥し抜け落ちることはまずないでしょう。

 

posted by しん at 10:16 PM

壁もきっちり断熱セルロースファイバー。

2020年11月25日

「輪と和をつなぐ家」/「5層2.5階建ての家」より。
天井断熱につづき~断熱最後の仕上げは外壁のセルロースファイバー断熱工事。

創、お馴染み標準断熱工事。
柱間の断熱層に、地元石巻の企業さんが創るセルロースファイバー(新聞古紙)を厚さ120㎜にきっちり吹込み断熱していきます。
これで断熱工事は無事完了です。(今回も圧パンパンです。)

posted by しん at 11:31 PM

外壁杉板、塗装見本をつくる。

2020年11月21日

「5層2.5階建ての家」/「輪と和をつなぐ家」より。

今回の外壁杉板の塗装見本を作成。
お施主様のイメージを踏まえ、黒~オリーブ~赤茶の6色をピックアップしてみました。
挽き粗木は塗装がよく浸透してくれるので深みがでます。

数々、外壁杉板塗装または無塗装も施工しましたが、こちら↓はシルバーグレイ色に仕上げています。玄関廻りは浸透性クリア塗装です。まもまく丸2年になります。

古色が好みの場合はこちら↓のウッドロングエコをつかって仕上げます。(木製バルコニーのところです。)シルバーグレイ色に変化していきます。

 

posted by しん at 11:16 PM

外観の様子。

2020年10月30日

「5層2.5階建ての家」より。

天気もいいので外観の現在の様子を外部シートを戻す前におさめてみました。

南側に大きくせりだした軒。
木組みで支える木製バルコニー………などなど
来週から外壁の通気胴縁下地工事が始まります。今回の外壁仕上は杉板押縁張りを中心にアクリルリシンとの組み合わせです。

(よく見ると太鼓梁の渡り顎を包んだ銅板が見えますよ。)

 

posted by しん at 11:33 PM

セルロース新聞古紙 + 気密工事。

2020年10月22日

「5層2.5階建ての家」より。

大工さんの工事が日々進む現場。

今週の工事は、セルロースファイバー断熱工事。
屋根勾配に合わせ大きく、木下地で組まれた断熱層。断熱層の厚さは300㎜。

創、お馴染み断熱材・セルロースファイバーこと新聞古紙がパンパンになるまで吹き込まれます。
今回は吹込み後、気密シートと気密テープにより隙間をなくして気密工事もしっかりと行ないます。

秋が終わると数か月後におとずれる、ながい冬に備えて断熱工事も入念におこなっています。

posted by しん at 11:48 PM

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